マンガでわかる 自律神経を整える習慣・運動・メンタル (IKEDA HEALTH BOOK)
- 池田書店 (2018年10月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
- / ISBN・EAN: 9784262123615
作品紹介・あらすじ
近年、さまざまな体調不良の原因として注目される、自律神経。
本書は自律神経研究の第一人者である小林弘幸教授による、「自律神経の実践的な整え方法」をマンガでわかりやすく紹介した1冊です。
まずは「生活習慣」からのアプローチ。自律神経の乱れには不規則な生活が原因となるのは当然ですが、では「最高の一日」とはどんな過ごし方をした一日か? 「良い睡眠」とはどうすれば得られるのか? 自律神経に多大な影響を及ぼすといわれる「腸内環境」とのつきあい方は? などについて解説します。
つぎに「運動」からのアプローチ。じつは過度の運動はストレスとなり、自律神経によくありません。本書では軽く行える「1分体操」と、「小林式スクワット」を紹介します。
さいごに「ココロ」からのアプローチ。ストレスを軽減するためのキーワードは、「想定内を増やす」こと。これはどういうことなのか、どうすれば増えるのか、さらに心を整えるルーティンワークなど、メンタルに作用するアプローチ法を詳しく紹介します。
自律神経を整える具体的な方法をマンガで楽しく知って、ココロもカラダもスッキリ軽くなりましょう!
感想・レビュー・書評
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自律神経の乱れが原因で起こる体調不良は、放っておくと重大な疾患に繋がることもあります。
簡単な生活改善で自律神経を整えることができるメソッドを、マンガでわかりやすく紹介する健康読本です。
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久しぶりに居酒屋で顔を合わせた3人の男女、いずみ・洋士・あおい。
大学時代からの友人同士だけれど、3人とももう 37 歳でアラフォーを目前にした立派な中年だ。
乾杯のあとの話題はやはり年齢からくる体調の変化。さっそくいずみと洋士の愁訴合戦が始まった。疲れやすい。休日を挟んでも疲れが抜けない。さらに不眠や肥満に高血圧。
その中でにこやかに聞き役に回っていたあおいが言った。「それって自律神経が乱れているのかも」
聞けばあおいも以前は動悸やめまいに悩まされていたという。なのに今は若やいだ清楚な美しさを湛えている。
自分たちとの違いを感じたいずみと洋士は、「自律神経を整える」というあおいの話に聞き入ったのだった。
(「プロローグ」)全5章とプロローグおよびエピローグからなる。
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大まかには知っている内容でしたが、自律神経を整える働きをするセロトニンというホルモンの 95 %が腸で作られることや生活ルーティンの大切さなど勉強になるところもありました。
また、自律神経を整える運動が2種類掲載されていたのもよかった。屈伸と捻り中心の軽い運動はすぐに実践できそうです。
おもしろかったのは、ストレスを軽減するには「想定内を増やす」ことが有効だというアドバイスです。
準備や用心をしておくとか、人の言動に左右されないようにするというとハードルが上がりますが、「まあ、こんなこともあるか」というように鷹揚に構えて最後は自分で判断するという姿勢でいればいいのかなと理解しました。
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実は、『まんがでわかる自律神経の整え方「ゆっくり・にっこり・楽に」生きる方法』を読もうとしたのですが、わが町の図書館になかったので、代わりに借りたのが本書です。
それでも楽しく読めましたし、参考になりました。順天堂大学の小林先生、ありがとうございました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ストレスへの耐性は、工夫を重ねることで強くすることができる!人生を有意義なものとするために、ココロとカラダを整えましょう。自律神経の役割がよく分かる1冊です。
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冒頭、登場人物の会話にて
「常にカラダがだるくて調子がいいときなんて滅多にない」
「疲れが全然とれない」
これはまさに自分…?年齢も同い年くらいだし…
ここのところ、原因不明の肩こりや頭痛、眠気や胸やけ、ひどいときには動悸などに悩まされていた。
特に思い当たるストレスもなく、季節の変わり目だからかな?くらいに思いながらもこの本を手に取った次第である。
漫画の内容もさっぱりしており、説明も分かりやすい上、実践も無理なく気軽にやっていきましょうというスタンスのため、気持ちが明るくなる。
書いてあることは当たり前のことだが、その当たり前が難しいため、まずは行動してみようというきっかけになる本だと思った。
心身の不調が続いた場合は病院の受診を、というのも著者の誠実さを感じる。
しかし、自律神経チェック、当てはまりすぎてびっくりした…。 -
生活を整えることに興味がある。とゆうか、思いの外代謝が悪くなって、体が大きくなり始めたのが原因ではあるのだが。。
自律神経とは血流をコントロールしている神経なのだそうです。そして、血流が安定すれば、心も安定してくると。
人間には交感神経、副交感神経というのがあって、これら二つのバランスが崩れることによって心が不安定になったり、体の調子が悪くなったりするそうです。
このことを意識しながら生活をすると、確かに調子がよくなってきたようにも感じています。
最近、なんとなく調子悪いな、やる気がでないなという方は自律神経のバランスが崩れているのかもしれません。 -
想定内を増やす。心の問題を日記に記録。
その日に起きた出来事を思い出し、
① 一番失敗したこと 反省し、糧とするため
② 一番感動したこと 自律神経を良好に保つため
③ 明日の目標 すべきことを明確にし、明日への活力を生むため
の3つを書き留める。 -
小林先生の著書はたくさん読んできたが、本書はマンガを軸に進めているため、すいすい読める。
若い頃は副交感神経が強く働くのでリカバリーが早いという説明があり、なるほど、これからは意識的に心身を癒していかなきゃいけないんだなと実感。階段上ってハアハアいうのなくしたいし、健康なカラダとココロを取り戻したい。 -
身体の神経の基本的な知識と自律神経を整える方法が書いてある本です。間に漫画が挟まれているので、気分転換になり、とても読みやすいかったです。
本書で紹介されてある「1分間体操」は日常生活に取り入れたいと思います。 -
自律神経をお手軽に知る一冊。
一般論を漫画で丁寧に説明。
身体の不調って大体語られる話これだよねまとめ。
とはいえ、結局は食事と睡眠と運動。 -
主人公がアラフォーで女性は40歳、男性は30歳から自律神経が乱れやすくなるとあり、大学生の自分にはまだ早かったかもしれないが、今のうちから自律神経を整える習慣を確立しておきたいと思った。
・早寝早起きをして規則正しい生活をすること
→大学生になって夜遅くまで起きていることが増えたから、少しずつ寝る時間を早めていきたい。
・運動をすること
→ウォーキングを続ける!
・ストレスと向き合う
→ストレス発散の方法を確立できていないから、今のうちに見つけておきたい。
・就寝30分前にはスマホを切る
→朝見るようにしたらいい
・夕食を20時までに済ませる
→続ける
・瞑想する
→寝る前スマホを見ていた時間を瞑想に充てたい -
一時間くらいで読めて、要点だけ書いてあって読みやすい
20時までに夕食…なかなか難しい