子どもが自ら考え、動き出す 学ぶ環境のつくり方

著者 :
  • 池田書店
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本棚登録 : 91
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784262155418

作品紹介・あらすじ

近い将来、AIが得意とするデータを扱う仕事や、データに基づいて行える単純作業は、人間にとって代わるといわれています。また、AIの発展によって生まれる、「新たな仕事」もあるとされています。
そんな社会で活躍する「AIでは代替できない、新たな仕組みを創造できる人材」へと、わが子が成長するためには、「自分らしい人生を、どう生きていくかを自ら考え、自ら道を切り開いていくために、努力をしていける子ども」を育てる家庭での環境づくりがとても重要になります。

本書ではそんな未来に輝く子どもを育てるために、「自分プロデュース」「メンター」「スキャホールディング」「学習方略」「濃密な家族の時間」など5つの新しい子育てのキーワードを中心に、家庭環境のつくり方、子どもとのふれあい方などを詳しく解説しています。
一生自分の力で学び続け、生きていく子どもに育てる、一家に一冊、新しい子育ての教科書です。

感想・レビュー・書評

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  • 日本のこれまでの教育
    他人と共感できる感性や考え方
    世界という多民族の中では自分の意見を通すには論理的に説明し説得が必用

    これでは今後の世界では取り残されてしまう
    教師が求める正解を答える子供だった日本だからこそ

    横並びの教育が原因

    主体性とは自分をプロデュースできること
    ユーチューバーやクラウドファンディングもそう
    自分で考え工夫して動くから変化に対応できる

    スキャフォールディング
    足場づくり
    初めて聞いた言葉
    かまい過ぎでも、放置でもない

    柱1 人とのつながり メンター
    柱2 学びに向かう力
    柱3 しなやかで強い心

  • ・自分プロデュースできる子を育てる
    ・スキャフォールディング(足場造り)を、心がける
    ※スキャフォールディングとは:
    ・メンターに出合わせる
    ・良い学習コンテンツを利用する
    ○辞書引き学習:辞書に知っている単語が書かれた付箋を貼っていく、というもの。自分は知らない単語を付箋に書かせたい。子供には知っている単語を付箋に書かせて貼った方がモチベーション維持に役立つか。
    ○はてな日記:1ページ100〜200マスのノートにその日気になったことを調べ、まとめる。

  • これからの時代に必要なこと。主体性なくして学びなし。

  • 子供の主体性が大切

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著者プロフィール

1965年生まれ。愛知教育大学卒業、名古屋大学大学院博士後期課程修了。博士(教育学)。立命館小学校校長を経て、現在は中部大学教授。NPO法人こども・ことば研究所理事長、元ロンドン大学東洋アフリカ研究学院客員研究員など複数の役職を務める。「辞書引き学習法」を開発・提唱し、自らすすんで学ぶ力の大切さを主張している。

「2023年 『語彙力1600 コンパクト版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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