クロールはゆったり泳ぐと速くなる! (Ikeda sports library)
- 池田書店 (2013年7月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784262163864
作品紹介・あらすじ
「ゆったり」なのに「速く」?矛盾しているように見えますが、このタイトルは嘘ではありません。なぜなら、クロールをキレイに速く泳ぐコツは、高橋雄介の最新泳法“ゆったりスイム”にあるからです。ゆったりスイムとは、「1ストローク(掻き)の距離を長くする泳ぎ」。小さく“バタバタ”と掻くのでは、格好悪いですし、なかなか前に進みません。しかし、大きく“ゆったり”と掻けば、優雅に、そして効率良く前に進むことができます。効率の良い泳ぎこそ、速い泳ぎの最大のポイント。だから、クロールはゆったり泳ぐと速くなるのです。
感想・レビュー・書評
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クロールをきれいに泳ぐための指導書。
ターゲットとなる読者は、市民プールなどで趣味で泳ぐ大人でしょうか。
初心者向けなのかも知れないが、かなり細かい体の動きまで書かれていて、速く泳ぎたい人にも役に立つ情報がある。
一番強調しているのはストローク辺りの距離(DPS)の考え方の導入。
まずはタイムが落ちても良いので、DPSを伸ばすことに注力すると結果的に速くなるらしい。
以下個人的に気になった箇所を列挙
・手の軌道は2軸で直線的に力を入れ続ける(垂直方向に楕円軌道にならない)
・手を抜く時は肩甲骨を内旋させる
・リカバリは肩甲骨主導
・アップキックを重視して脚が下がらないようにする
・ドローインして腹圧をかけ続ける
ゆったり、あるいは速く泳ぎたい人におススメです。 -
S字ではなく、まっすぐに水をかいていくことにしよう。
これが新しい泳ぎ方なんだ。
おもしろい本だった。 -
タイトルと中身が一致。なので、中身は繰り返し。どうやったらゆったり泳げるのか知りたくて手に取ったが、ゆったり泳ぐといいよー、って書いてあるだけで、読むだけでは、ゆったり泳げるようにはならん。ゆったり泳ぎたいなーって思うだけ。
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P76
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一応分かった、出来るかどうかは別
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2ビートキックの改善を意識させてくれた一冊
微妙な泳法に変化をつけている程度ではあるが… -
とても参考になった!ゆったりクロールを目指してみようと思いました。
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ストロークを長く大きくする、テンポを上げる・・そうすると効率的な泳法となり、美しいスタイルにもなる。いいな。やってみよう。
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本書も一回読んで終わり、という類の書ではないが、通読し、一部試しましたということでまずは読了扱いに。
著者の別書も持っており、それから別の視点での記述が結構あったのでよかった。むしろ本書が一番自分にしっくり来る説明が簡潔になされていた。もう少しボリュームが欲しいところだが、シンプルにしているからこそ、なんどでも「ドリル」に向かいやすいのだろう、と解釈。
キックの考え方が特に身になった。いきなりできるような錯覚に今陥っている状態。ちゃんと何度も読み返して復習したい。