- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784264039013
感想・レビュー・書評
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泥水にへたり込んでいる人たちのかたわらに、
さりげなくしゃがみ込み、力なく一緒に困りながらも、
あまりの無力さと情けなさに、お互いに顔を見合わせて、
思わず笑わずにはいられなくなる瞬間に、
人が生きるということの無限の可能性と当事者の力が感じられるーー(本文より)
今日も、明日も、明後日も、順調に問題だらけ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2階書架 : 369.28/MUK : https://opac.lib.kagawa-u.ac.jp/opac/search?barcode=3410168790
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自閉症などの発達障害をもつ子や人と毎年サマーキャンプを楽しんでいるからか、向谷地さんの言っていること、すごく分かりました…! 「苦労を取り戻す」「降りていく生き方」など、パワーワードもたくさん。彼らの魅力がもっとたくさんの人に知られたらいいなぁーー。
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【人としての生き方を学ぼう】
「精神障がいをもつ当事者のなかには地域社会が学ぶべき有用な生活情報、地域の再生に向けた知恵が集積されてある(P171)」
それ以上にべてるの人達からは「人としての生き方」を学べる。
彼らは「豊か」なのだ。
なぜなら彼らには『絆』があるからだ。
親、学校、職場で傷つけられ、障がいを抱えることになった「弱さ」をもつ人達が、仲間との関わりで「居場所」を得て笑顔で暮らすことができている。
欲にまみれた人達よりも人間らしい。