本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784265040667
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
テレビで紹介されていた詩人の方で、図書館で借りて読ませていただいた。
その番組の中では、あまりに直接的な表現が詩人の中では評価されない一因となったと説明されていたが、少しはわかる。「ぬけぬけと自分を励ますまじめ歌」や「犬とサラリーマン」などはあまりに直接的である。
しかし、こうした詩こそこの方が描きたかったものだろう。なら、直接的でも、それは仕方ない。あるいは、当然のことだろう。
テレビで見かけた「祝婚歌」と「夕焼け」には、やはり胸打たれるものがある。
特に「夕焼け」がすくい上げているものは、なんと心優しいものだろう。少し涙がにじむ。
また、「漢字喜遊曲」はどれも楽しくて、吹き出しながら読んでいたけれど、「惹」は卑怯だ。何を真顔で言っているのかと。 -
再読というか再々読というか。詩人の死の報に接し、言葉を反芻する。
全4件中 1 - 4件を表示