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- Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
- / ISBN・EAN: 9784265063680
感想・レビュー・書評
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銀色のペンダントをにぎりしめ、ドゥルガーはよろいを装着するときの呪文をなんども口にします。でも、ペンダントはまったく反応しません。
「むだだぜ。おれは『すべてのうごきをとめろ』と命令した。だれかが天界のことばで命令しないかぎり、そいつはそのまんまだ」
ドゥルガーは天にむかってさけびました。
「これがなかったら、わたし殺されちゃうよー」
それは悲鳴でした。そのとき、ドゥルガーの首に緑色にかがやく宝玉がかけられたのです。かけたのはヒデマルでした。ヒデマルはドゥルガーの顔をじっと見ました。
「もう戦わなくていいんだ。きみのおとうさんyはおかあさんも、自分のむすめがそんなことをするのは、ねがってないとおもう。ふつうに幸せになってほしいはずだよ。でも、戦いで人を傷つけていれば、ぞの人はけっして幸せになれない。もうやめよう。おとうさんおかあさんのためにも。そしてきみのためにも」
『みんなを幸せにするちっちゃなシュリー』詳細をみるコメント0件をすべて表示
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