なみだあめ (えほんのぼうけん 14)

著者 :
  • 岩崎書店
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本棚登録 : 40
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265070343

感想・レビュー・書評

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  • なみだを流したら、こびとさんが、屋台をひいて涙飴を作りにきます。なみだ飴を食べたら、皆んな泣いてしまう。強がらずに泣きたい時は泣いてもいいんだよ。ってメッセージがこめられてる。
    泣いた後は、皆んなちょっぴり、いいお顔になるよ。

  • 「なみだあめ」原材料は、涙と水飴…。これを舐めたら、どんな生き物でも泣いてしまう。でも、がんばり過ぎちゃって、泣くことの出来ない人を解放してあげる力も、ある。皆で素直になれるきっかけになれると良いね。なんて、泣くことを肯定的に受け止められるようになる、良い本です。

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00458744

    ともくんが泣いてたら、こびとたちがやってきて、なみだあめを作ります。動物たちにあげると、みんなどんどん泣き出しました。でも泣いた後はなんだかすっきりしてます。(出版社HPより)

  • あめを雨だと思ったら飴だった。
    発想は面白いし、泣きたい時は泣いたらいいというテーマはわかるのだけれど…。

  • [台東区図書館]

    リサイクル本コーナーで。
    筆者の名前に見覚えはなかったけれど、可愛らしい表紙絵と、"なみだ(の)あめ"と話が透けて見える題名に惹かれて読んでみた。

    しょっぱいなみだから作る涙飴。
    一瞬その後の流れが予想できずに「??」と思ったけれど読み流していたのでさほど深く考えずその先へ。「コブタ」さんのところのやりとりがイマイチわからなかったけれど、最後ライオンさんへの「泣いてもいいんだよ」が一番のメッセージと響いた本だった。

  • なみだあめ、誰かが泣くと作られます。甘くてしょっぱいなみだあめ、食べるとどうなる?笑いの後に不思議な感動が訪れる、こびとたちのお話です。(はま)

  • 絵のタッチの優しさに惹かれました。
    内容も、絵のタッチのとうりの優しい!
    梅雨の時期=読書の時期だなぁって
    つくづく思います。

  • 購入日:----/--/--
    読了日:2010/08/25
    立ち読み。
    前から何となくタイトルが気になっていたんだけれど。
    作者名なんか見たことあるなー、と思ったら「少女海賊ユーリ」の作者だった。
    こんな絵本も書くんだ~。

    泣き虫の男の子の涙で飴を作る小人たち。
    その飴をなめるとどんな子でも泣いてしまう。
    ライオンに対して「泣いてもいいんだよ」(だったかな?)と言ったのがありきたりではあるけれど、印象的。

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著者プロフィール

児童文学作家。『ナシスの塔の物語』(ポプラ社)で椋鳩十児童文学賞、児童文芸新人賞を受賞。「少女海賊ユーリ」シリーズ(童心社)、『ドラゴニア王国物語』(KADOKAWA)、『翼もつ者』(新日本出版社)、『山のうらがわの冒険』(あかね書房)他、作品多数。

「2022年 『ララ姫はときどき☆こねこ バースデーに魔法がはじまる!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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