アンティークFUGA (3) キマイラの王 (YA!フロンティア)

  • 岩崎書店
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本棚登録 : 201
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265072149

感想・レビュー・書評

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  • 図書館より。
    さらっと読了した割に、ラストで思わず涙が。
    涙もろいな~自分(笑)
    でも児童書らしく、読了がイイのは嬉しい。
    あと、イラストもイイ。

  • キマイラってキメラのことか…。
    あんびるやすこ先生がルネ・ラリックのジュエリーも取り上げたぞ~~~!!
    ファンタジークソオタクだからラリックのデザインめちゃ好きだから嬉しい。
    それにしてもスワロウとニコールの悲劇、思わず皮膚科で読みながら涙ぐんでしまった…。それからの時を超えたハッピーエンド…そんなん、みんな好きやん…。

  • 978-4-265-0721-4-9
    C8093\900E.
    あんびるやすこ
    十々夜(ととや)
    発行所:株式会社岩崎書店
    2008年11月15日
    扉より
    風雅と紗那と唯は、両親をさがすうち、19世紀の宝飾家ルネ・ラリックの作ったジュエリーに宿るつくも神たちと出会う。彼らは美しくも怪しいキマイラの姿をして現れた。彼らの望みとは?

    目次より
    「ラリック、高価買い取ります」
    倫土のゆくえ
    ニセモノを探して
    キマイラの王
    ラリックのデザイン画
    トレードしませんか?
    「ありのまま」でいいんです。
    スワロウは鬼コーチ
    二コール
    勝つか、負けるか!
    きらめくキマイラたち
    見知らぬつくも神
    -----------------

    倫土(風雅の父)から遣わされたと言う唯(ユイマール)によると父と母は封印されてしまったようだ。それがどうやらラリックの作品の一つの二匹のトカゲのついたペンダントモチーフのようだ。

    柴田ダイヤモンドに努める加奈という若い女性が度々店にやってくるようになる。
    お目当てはラリックのガラスのブレスレッド。古くはあるが量産タイプで付くも神は居ない。
    柴田ダイヤモンドの金庫にしまった新作のデザインの作品が捻じ曲げられる事件が起こる。

    柴田ダイヤモンドにはラリックのコレクションが有るが持ち主の意向で展示も博物館への貸し出しもしていない。ラリックコレクションのつくも神達はラリックによって作り出された女性と植物とのキマイラや女性と昆虫とのキマイラたちで美しいつくも神たちの中でも特別だった。それらのつくも神たちの願いは身につけてもらいきらびやかな場所へ行きたいという・・・。

    ツバメのネックレス それにまつわる二コールとスワロウの約束
    ガラスのブレスレットにも付くも神が付いた。
    そしてそのつくも神の言う事には探しているトカゲのペンダントモチーフのつくも神は夫婦の様だったと話し、そのお店までわかった。風雅たちは急いでロンドンに向かう為準備を始めた。

    ----------
    サクサクと読める。上手にあちこちに(都合よく)布石が置かれていた。
    一話一話もうまく作られている。三作目の今回で、大筋の父母探しへ話を持って行っている。
    次のお話も楽しみだけど父母の手がかりになるものは見つかったのかしら?

  • 宝石は身につけられてこそ。
    そうかな?
    加工して持ち出した責任からするとそうかな? でもモノはそんなこと気にしないかな? 長く愛された後は別かな? とかいろいろ考える。

  • 気になってそのままどーんと3巻!表紙のシャナイア様とユイマール様かっこいーvv
    今回は両親の手がかり「ラリック」のアクセサリーを中心に、ラリックコレクションとその”つくも神”キマイラ立ちとのお話。
    プロフェッサースワロウ面白すぎるww好きだー!!!

  • 唯も家族になる辺り、すぐに両親は帰ってこないと思っていたが予想以上に大変なことになっていた。唯のお陰で、両親(特に父親)がどんな人物だったわかりはじめた。今回はラリックを中心に宝飾品の話。

  • 風雅の両親はラリックのガラスペンダントトップに封じ込められていることがわかった。その行方を追うことになった。ジュエリーショップ、柴田ダイヤモンドに最近入ったツバメのネックレスのつくも神が何かしら情報を持っているかもしれない。風雅達はさっそくつくも神に会いに行くが、情報を引き出すのはなかなか一筋縄ではいかなかった。

    今回はジュエリーのお話でした。箱根ラリック美術館にぜひとも行ってみたいなーと思いました。

  • 今回はジュエリーネタ。
    ルネ・ラリックの宝飾品をテーマにジュエリーの(付喪神が)望む幸せってなんだろう? 的な展開。
    ジュエリーのデザインアプローチについても色々と主張がのべられてますが、評価の一面を誇張してるかなーという印象。
    どっちが正しいとかそういうものではないですよね。

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著者プロフィール

群馬県生まれ。東海大学文学部日本文学科卒業。 テレビアニメーションの美術設定を担当。その後、玩具の企画デザインの仕事に携わり、絵本・児童書の創作活動に入る。主な作品に、「ルルとララ」シリーズ、「なんでも魔女商会」シリーズ、「アンティークFUGA」シリーズ(以上、岩崎書店)、「魔法の庭ものがたり」シリーズ(ポプラ社)、『せかいいちおいしいレストラン』、「こじまのもり」シリーズ(ともにひさかたチャイルド)、『妖精の家具、おつくりします。』『妖精のぼうし、おゆずりします。』(ともにPHP研究所)などがある。
公式ホームページ「ちいさなしっぽ協会」http://www.ambiru-yasuko.com/


「2023年 『ムーンヒルズ魔法宝石店6 いじわる魔女とルビーの秘密』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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