- Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
- / ISBN・EAN: 9784265840298
作品紹介・あらすじ
チイのおばあちゃんはお花やさんです。その仕事ぶりは、まさに神わざ。おばあちゃんがつくった花たばを見ると、お客さんたちは、きまって、「わあっ」と目をかがやかせます。
わたしも、おばあちゃんみたいなお花やさんになりたい!
ダリア、コスモス、チューリップ……大きな花畑でくりひろげられる、ふしぎなできごと。
チイの人を思う気持ち、一生懸命な姿に共感する、元気になるお話。
森絵都のみずみずしい文章とたかおゆうこのカラフルな絵があいまった花いっぱいの物語。
感想・レビュー・書評
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あたたかな気持ちと、優しい気持ち、嬉しい気持ち、全部がぎゅっと詰まっている花束みたいな絵本。
色鮮やかな色彩が読み手も元気にしてくれる。幸せいっぱいな絵本で、こういう絵本がやっぱり1番いいなと再認識詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
色あいがとてもきれいな児童書。
年長さんの冬ころから読めそうな、短くてあたたかなお話。
誰かのためにはなたばを作る、はなたばの形はそれぞれ。
大事なのは、その人のことを思って作ること。
卒園シーズンの製作物とかそういうのの前に読むのもいいかもしれない。 -
森絵都さんの安らぐ文章と、たかおゆうこさんのかわいいお花の絵が相性ぴったり!心が温まり、元気も出る1冊。
ほぼ全てのページにカラフルなお花の絵が描かれていて、ページをめくるのが楽しかったなぁ^^ 15分くらいでサッと読めるし、文字も大きいので読み聞かせにも良いのかも -
チイのおばあちゃんは、お客さんにぴったりのお花をそろえるお花屋さんです。チイもそんなお花屋さんになりたいとおばあちゃんに言うと、花にためされるテストに合格すればなれると言いました。どんなテストだろう?
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【選書No】120
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どんな色の、どんな花の、どんな花たばをつくろうか。
綺麗な花束は、日常に彩りを添えてくれる。
初読書は明るく元気になれる本を選びました。
児童書というより絵本。可愛い花の絵があちこちにあって癒される。
ぼやけた花畑のページはずっと眺めていたいくらい好き。
色んな色が混じり合って溶け合って…。
赤いガーベラの花言葉は「常に前進」。いい言葉、私も今年は常に前進かも! -
チイのおばあちゃんはお花やさん。その仕事ぶりはまさに神わざ。チイはおばあちゃんみたいなお花やさんになりたいと思うが、そのためにはテストに合格しないといけないらしい。お花はお花ってだけで人を慰めるけど、お花に込められた気持ちに人はさらに元気づけられるんだな。