- Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
- / ISBN・EAN: 9784265909148
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
絵が全てを物語っている。
子どもたちの目が全てを語っている。
あんな目を子どもにさせていいわけがない。
心に刺さってくる絵本。
でも娘たちにはあまり伝わらなかった。
やっぱり戦争を知っている世代が亡くなって戦争が身近ではなくなったということなんだろうか。
うちの子だけじゃない、日本中の子供達に戦争のこと、ちゃんと知っていてほしい。
どんなに悲しくて苦しくて恐ろしいか。 -
▼ちひろ美術館で読みました。
▼要は<戦火の中の子供たちの、色んな情景をイメージした絵本>なんです。さしたる縦軸の「物語」が有るわけではなく。敢えて言えば随想やエッセイに絵をつけた、みたいな。ただ、この形式が、ひとつひとつの絵の破壊力みたいなものを実に際立たせています。
▼コンセプトとか雰囲気は、やもすれば <うーん、主題先行ぽいなあ> <おしつけがましい教育的なやつ?> という感もあります。なんだけれども実際に読んでみれば、小説の「火垂るの墓」もそうですが、 「そんな浅はかな偏見で、読まずに済ますのは、何と勿体ない……主題どうこう以上に絵本というモノとしての圧倒的な力が…もはやひれ伏すしかない…」 という感じでした。パチパチ。いやもう脱帽です。 -
〝戦場に行かなくても戦火の中で子どもたちがどうしているのか、どうなってしまうのかよく分かるのです。子どもたちは、そのあどけない瞳や唇やその心までが、世界中みんなおんなじだからなんです〟・・・画家で絵本作家の<いわさきちひろサン(1918-1974)>が、ベトナム戦争(1964-1975)の戦火に晒され心に深い傷を負った子どもたちへ、自らの戦争体験をふまえて描いた作者最後の絵本。 戦災犠牲者があとを絶たないウクライナでの戦争終息が覚束ない今、「人間の良心の在り方」をあらためて問われる画集です。
-
言葉と絵の一つ一つがとても強い感情を放っているように感じた。特に悲しみは余りに重い。岩崎ちひろさんの美しく淡い絵は、子の命をそのままにデフォルメせずに表しているようにも思う。
-
絵本の森美術館にて
-
岩崎 ちひろ (著, イラスト)
-
烏兎の庭 第六部 11.18.20
http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto06/diary/d2011.html#1118 -
子供の表情が素晴らしく描かれてる‼︎
-
ベトナム戦争、第二次世界大戦、シクラメンの花
文字は少なめ
絵がメイン
スケッチブックのような