タイム屋文庫 (潮文庫 あ 1)

著者 :
  • 潮出版社
3.20
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本棚登録 : 275
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784267021633

作品紹介・あらすじ

「時をまたいで仕掛けた、あの恋のつづき」

亡くなった祖母の思い出がたっぷりと染み込む家で、突然の思いつきで始めた「タイム屋文庫」。
タイムトラベル専門の貸本屋というアイデアは、実は、かつて置き去りにしてしまった恋のつづき。
そこで彼女はたった一人の客を待つつもりだったのだが………。

考えなしでヌケ作の三十路女性が、心機一転をはかって繰り広げるラブストーリー。その結末は!?

感想・レビュー・書評

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  • サイン会参加予定のため、初読みの作家さん。
    ほっこりする本で、
    カフェで読みたくなる1冊、、、カフェではなくこの場合は貸本屋で読みたくなる、にしておきます(^^)

    一時期住んでいた小樽の描写、
    懐かしく感じられました。
    本当に坂が多い。

    • さえりさん
      mikazuki0630さん・こちらこそありがとうございますo(^-^)o既読のは星から履歴残してみます⭐︎
      mikazuki0630さん・こちらこそありがとうございますo(^-^)o既読のは星から履歴残してみます⭐︎
      2024/02/10
    • まきさん
      はじめまして^^いいねありがとうございました。ほっこりするストーリー大好きです♡こちらの本探してみますね(*'ᴗ'*)
      はじめまして^^いいねありがとうございました。ほっこりするストーリー大好きです♡こちらの本探してみますね(*'ᴗ'*)
      2024/03/09
    • さえりさん
      まきさん・こちらこそコメントありがとうございます!ゆったーりした空気感の本でしたo(^-^)oぜひ⭐︎
      まきさん・こちらこそコメントありがとうございます!ゆったーりした空気感の本でしたo(^-^)oぜひ⭐︎
      2024/03/09
  • タイムトラベル専門書店 utouto
    https://utouto.storeinfo.jp

    【書評】『タイム屋文庫』朝倉かすみ - 横丁カフェ|WEB本の雑誌
    http://www.webdoku.jp/cafe/hisada/20090115161119.html

    タイム屋文庫 | 潮出版社
    https://www.usio.co.jp/books/ushio_bunko/3112

  • コンセプトはものすごく良かったが、期待した話の展開とは違う部分に広がる話だったので不完全燃焼。
    ・時間旅行の本だけ扱う貸本屋
    ・思いつきから貸本屋を開く。
    ・訪れた客がソファーで居眠りをし、自分の未来を暗示する夢を見る。
    お客さんが夢見中で時間旅行し、どんな未来の暗示があったのかを読んでみたかったなぁ。

  • 可愛い色合いの表紙に惹かれて。
    なんかゆるゆるだらだらと貸本屋をする主人公。
    結局初恋の人現れたんだっけ?
    あれ、どんな話だったっけ...。

  • タイム屋文庫、行きたい!

  • 祖母が亡くなったのをキッカケに、祖母の家に住み始める主人公の柊子。その後、貸本屋を始め、色々な出会いがある。文章がとても詩的でなんだか泣きたくなるような静かなゆるゆるとした表現が多く爽やか☆決して抽象的ではないけど哲学的な文章もある。
    貸本屋って憧れる☆登場人物もステキ。正体不明のリス、初恋の吉成くん、じいさん軍団、親友のみのり、なにより樋渡徹。
    ドラマ化されたら柊子は黒木華さん、樋渡徹は高橋一生さんで脳内再生されました。
    読後感はハッカ飴のように爽やかです♪

  • 時間旅行の本ばかりあつかう貸本屋の物語
    …というところに興味を持って。
    なので、亡き祖母の家を改装して
    開業するあたりの周りの人たちとのやりとりが
    あたたかくていいなぁと思いました。
    ご近所の隠居じいちゃんズが
    改装を請け負ってくれるとことか。

    でも、後半は本屋の話ではなくて
    主人公・柊子の人生と恋がメインなの。
    彼女がバイトするレストランの店長は
    ちょっと味のあるいい男(๑>◡<๑)

  • リスのエピソードは、“今、会いに行きます”を思わせて、とても好き。
    タイムトラベルではなくても、我が子との対面は、やっぱりあなたに会うために生きてきたんだと言いたくなるようなものなのだろうか。夏子が生まれる前のシーンといい、時を経て出会うこと、の奇跡をぬくぬくと描く素敵なお話でした。

  • ふわふわしたお話なのか、なんだかゆる~い空気が漂うお話だった。きっと、これまでの生活をリセットしたい時って、タイミングがあり、自分を見つめなおす時は、こんな風にぼんやりする時間が必要なのだろう。

  • 祖母を亡くした女性が祖母の暮らした家でタイムトラベルにちなんだ本を扱う貸本屋を始める。初恋の相手を待つために…。
    ブクログであらすじを読んで、どういう話?と思ったので読んでみた。なんだろう、不思議な話。不思議な話としか私には感想が出てこない。

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著者プロフィール

1960 年生まれ。北海道出身。04 年「肝、焼ける」で第72 回小説現代新人賞、09 年「田村はまだか」で第30 回吉川英治文学新人賞、19 年「平場の月」で第35 回山本周五郎賞受賞。

「2021年 『ぼくは朝日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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