- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784270005231
作品紹介・あらすじ
夢を生みだす脳のしくみを探っていけば、人間の意識の謎に近づける。個性豊かな研究者たちが、知られざる真夜中の脳の世界に挑む、最先端の科学の現場。
感想・レビュー・書評
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「なぜ人は夢を見るのか?」素朴だが、厄介なこのミステリーをさまざまな研究をもとに著者なりに明らかにしようとしているところがよい。どうやったら明晰夢を見ることができるのか?など話題も豊富で面白い。夢を見るのが好きな人にはおすすめの一冊。
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第1章 夢研究の誕生
第2章 フロイトはまちがっている?
第3章 夢はどこから生まれるのか
第4章 夢の機能
第5章 夢と記憶
第6章 夢は心を癒す
第7章 左脳の解説者
第8章 創造する夢
第9章 明晰夢の世界
第10章 意識の解明をめざして -
夢が自然と忘れられるようにしんかしたおかげで、私たちも私たちの祖先も、幻想と現実を近藤するというリスクを回避できたのだろう。
夢にはポジティブな感情も現れる。夜中に自然に目がさめてしまうのは、夢で恐怖を感じたり、激しい怒りを感じて起きてしまった場合が多い。だから、自然に目覚めた後に思い出す夢では、ネガティブな感情が多いのである。
うつ状態にあるときは、たいがい起きる直前の夢が最もネガティブなようです。起きる直前の夢を思い出せることができたら、放っておいてはいけない問題、目を向ける必要がある問題を把握できます。