ロ-マのガリレオ: 天才の栄光と破滅

著者 : W.シーア M.アルティガス 浜林正夫

• 大月書店 (2005年1月1日発売)

作品紹介・あらすじ

主役は近代科学の父、ガリレオ・ガリレイ。イタリアの誇るこの天才を失意の晩年に落とし込んだ有罪宣告にいたるまでを、事件にかかわった数代のローマ教皇と中世イタリアの貴族・顕官の栄誉、野心、失意、善意、策略の渦巻く歴史ドラマとして再現。

感想・レビュー・書評

[gakudaiprofさんの感想 · 2023年1月9日]

ガリレオとローマ教皇との政治的な駆け引きを描いたものである。地動説の内容よりもその本を出版して功を得ようとするガリレオと地動説を認めたくない教会とのやりとりである。ガリレオが司法取引で自説を取り下げたということを描いている。