沖縄戦と民衆

著者 :
  • 大月書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (405ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784272520671

作品紹介・あらすじ

ひめゆり学徒、皇民化教育、「集団自決」…はげしい地上戦のなかで沖縄の老若男女が選んだ道をはたしてこうしたイメージだけで描きつくせるのか。膨大な事実の蓄積をふまえて、沖縄戦の民衆像をリアルに、そして全面的にとらえようとする調査研究の集大成。

感想・レビュー・書評

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  • 目次
    1 沖縄戦への道(第三二軍の編成と飛行場建設
    戦争準備下の日本軍
    緊迫化する軍民関係
    根こそぎの戦場動員)
    2 戦場のなかの民衆(「集団自決」の構造
    生き残ろうとする人々
    「玉砕」を拒否した防衛隊
    学徒と教師たち)
    3 沖縄戦のなかの日本軍(軍紀の崩壊と日本軍の構造変化
    米軍から見た日本軍と住民)

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著者プロフィール

1955年、兵庫県神戸市生まれ。1985年、一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了(社会学博士)。現在、関東学院大学経済学部教授、日本の戦争責任資料センター研究事務局長。専攻は現代史、軍隊・戦争論。主な著書に『暴力と差別としての米軍基地』(かもがわ出版)、『沖縄戦と民衆』(大月書店)、『沖縄戦 強制された「集団自決」』(吉川弘文館)、『戦犯裁判の研究』(勉誠出版)、『戦後平和主義を問い直す』(かもがわ出版)、『シンガポール華僑粛清』(高文研)、『BC級戦犯裁判』(岩波書店)、『裁かれた戦争犯罪』(岩波書店)、『「慰安婦」・強制・性奴隷: あなたの疑問に答えます』(御茶の水書房)等多数。

「2015年 『日本軍「慰安婦」問題の核心』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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