沖縄 戦火の放送局:軍隊に飲み込まれたラジオ

著者 :
  • 大月書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784272521180

作品紹介・あらすじ

太平洋戦争開戦とともに始まった沖縄の放送局。その最後の放送局長・岩?命吉の手記が発掘された。情報戦を担い日本軍と一体化していく姿を映し出したBS「沖縄 戦火の放送局」にさらに取材を重ね、戦時下のメディアにせまる。

[目次]

プロローグ  もうひとつの追悼式

第一章 「戦時下」の日記

第二章 開戦と沖縄放送局の誕生

第三章 対敵宣伝・宣撫工作に励む

第四章 沖縄へ

第五章 ラジオの叫び

第六章 アジアの放送局の終焉

第七章 軍に飲み込まれた放送局

第八章 沖縄戦

エピローグ

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  • 沖縄 戦火の放送局~手記に刻まれたメディアの実相~| NHK沖縄放送局 |
    https://www.nhk.or.jp/okinawa/uchina-meisakusen/01/11senka.html

    沖縄 戦火の放送局 - 株式会社 大月書店 憲法と同い年
    http://www.otsukishoten.co.jp/book/b615432.html

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著者プロフィール

テレビディレクター。1966年東京生まれ。早稲田大学政経学部卒。1990年NHK入局、福岡放送局、番組制作局、大型企画開発センターなどを経て現在はNHKエデュケーショナルプロデューサー。制作した番組に、ETV特集『もういちどつくりたい~テレビドキュメンタリスト木村栄文の世界~』『シリーズBC級戦犯(1)韓国・朝鮮人戦犯の悲劇』、NHKスペシャル『学徒兵 許されざる帰還~陸軍特攻隊の悲劇~』などがあり、3作品とも、ギャラクシー賞選奨(テレビ部門)を、またETV特集『戦場で書く』は、橋田賞を受賞している。他にも放送文化基金賞などを受賞。近年は映画制作にもかかわる。
著書に『戦場で書く火野葦平と従軍作家たち』、『特攻隊振武寮 帰還兵は地獄を見た』(大貫健一郎氏との共著)、『プロパガンダラジオ 日米電波戦争 幻の録音テープ』(筑摩書房)、『最後の言葉 戦場に遺された二十四万字の届かなかった手紙』(重松清氏との共著)ほか多数。『ゲンバクとよばれた少年』(中村由一氏、宮尾和孝氏との共著)は第24回平和・協同ジャーナリスト基金賞を受賞。近著に『まなざしの力』(かもがわ出版)。

「2020年 『少女たちがみつめた長崎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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