ブリューゲル・さかさまの世界: 子どもの遊びネーデルランドのことわざバベルの塔

著者 :
制作 : カシュ ヤーノシュ 
  • 大月書店
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本棚登録 : 42
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (117ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784272610006

作品紹介・あらすじ

本書は、16世紀のネーデルランドの偉大な画家、ピーテル・ブリューゲルの絵をもとにして、ハンガリーで製作された3冊の本を1冊にまとめ直したものです。もとになっているブリューゲルの絵は、「子どもの遊び」「ネーデルランドのことわざ」「バベルの塔」です。これがそのまま原著の題にもなっています。これらの本の出版の意図は、ハンガリーの若い人たちに絵のひとつの見方を紹介することにありました。ひとつの絵を部分に分解し、部分の観察から全体を見直すことによって、その絵をよりよく理解することができるようになります。

感想・レビュー・書評

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  • 「バベルの謎」長谷川三千子(中央公論社)と合わせて読むとおもしろい。ブリューゲルの絵に描かれた民俗、風刺などを大きな図版とともに解説しています。

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著者プロフィール

国際基督教大学卒業、一橋大学大学院博士後期課程単位取得満期退学。
現在、大阪大学大学院言語文化研究科教授。専攻はハンガリー語学。
著書に『ハンガリー語の入門』(白水社)、『図説ブダペスト都市物語』(河出書房新社)など。訳書にクラスナホルカイ・ラースロー『北は山、南は湖、西は道、東は川』、エステルハージ・ペーテル『ハーン=ハーン伯爵夫人のまなざし』(ともに松籟社)などがある。

「2016年 『ある一族の物語の終わり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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