イェッペセン 対位法: パレストリーナ様式の歴史と実習

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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784276105539

作品紹介・あらすじ

和声を内包した線的な音楽であるバッハの様式に対し、純粋に線と線の関係を追求するパレストリーナの様式について書かれた名著中の名著、ついに復刊! 原書は、1931年の初版以来、高い評価を得ている。その日本語訳である本書は、東京創元社より1955年に刊行されたのち絶版となり、長らく復刊が待たれていたもの。
<br/>全体は、対位法理論の歴史的概観、パレストリーナの技法上の諸特長、実習の順で構成され、カノン、モテット、フーガにもふれている。
<br/>明晰な説明、豊富な譜例に加え、理論と実践の問題が絶妙のバランスで扱われている点で、実習書としてばかりでなく、音楽学の演習書としても利用可能。本書を通じて、16世紀の声楽ポリフォニー様式の「実態」をぜひ学んでほしい。
<br/>翻訳では、読譜の便などに配慮し、すべての譜例を高音部記号と低音部記号に統一している。この譜例の書き直しを小澤征爾氏が、索引作成を中野博司氏がそれぞれ担当した。
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著者プロフィール

著:デンマークの音楽学者、作曲家(1892-1974)。日本では、クヌズ・イェペセン、クヌズ・イェバサンとも表記される。1949-52年まで国際音楽学会会長。パレストリーナ研究の第一人者として、イタリア・ルネサンス音楽の解釈に決定的な影響を与えた。同郷のカール・ニルセンと深い親交を結び、作曲家としても活躍。とりわけ声楽曲に優れたものが多い。


「2013年 『イェッペセン 対位法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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