パスカル・ドゥヴァイヨンの ピアノと仲良くなれるテクニック講座 訳:村田理夏子(単行本)

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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784276143777

感想・レビュー・書評

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  • 素人ですから詳しいことは分かりません。
    私が弾くのではなく、子供の練習の足しになればと読んでいます。
    本やさんで10冊以上の似たようなテクニック本から選びました。

    ありがちな自分の自慢話や生徒の自慢話はありません。
    その分、必要なテクニックが多い気がします。

    ピアノの構造からテクニックを導き出す感じで、
    私のような理屈優先の人には向いていると思います。
    私もそうですが、子供って理由を説明し納得しないと動かないと思います。
    納得すると、テクニックは大人よりずっとすんなりと入っていきます。
    ぐっと練習が楽になっているというか、
    ポイントがつかめ始めたかな?と感じます。
    「練習しなさい」っていうだけじゃなく、
    親も理論武装するのもひとつの手かと感じている最近です。

  • 22歳の時右手を負傷し何度も手術をしたという著者が著したテクニックの本ゆえに、手に無理のない演奏法は納得できる内容だ。ピアニストの手に障害が起こる、それは悲劇的な事である。事故・無理な演奏法の結果など様々な原因から傷害が現れるが、本人が精神的に強ければ立ち直れる事を暗示する本だ。片手が駄目ならばもう一つの残された片方の手があると、片手だけで演奏をするピアニスト達、その演奏家のために一本の手で演奏できる曲を書く作曲家達。音楽の素晴らしさ!

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著者プロフィール

パリ高等音楽院教授を経て、ベルリン芸術大学教授、英国王立音楽院客員教授、桐朋学園大学特任教授、Music Alp 夏期国際音楽アカデミー芸術監督を務める。1978年、チャイコフスキー国際コンクール第2位。世界各地での演奏会はいずれも好評を博し、リリースした録音はソロ・室内楽を合わせて40 を超える。2019 年にはドビュッシー前奏曲全曲のCD をリリース。核心をついた丁寧かつ熱心な指導にも定評がある。2001年、フランス芸術文化勲章を受章。

「2019年 『パスカル・ドゥヴァイヨンの ドビュッシー「前奏曲集」全作品 練習のヒント』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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