ラフマニノフ 前奏曲 嬰ハ短調 作品3-2 (ウィーン原典版)

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  • Amazon.co.jp ・本 (8ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784276404175

作品紹介・あらすじ

『前奏曲 嬰ハ短調』作品3-2は、ラフマニノフがモスクワ音楽院を卒業してすぐに書いた、彼の3作目の前奏曲で、彼のもっとも有名なピアノ独奏曲の一つ。初演は1892年9月26日モスクワ電気博覧会でのコンサートにて。その後、急速に世界的に知られるようになり、ラフマニノフの人生においても大きな地位を占めることとなる。小品としてはクライマックスが情熱的で、ラフマニノフの独創性があらわれている(具体的には、ffのオープニングからpppへの連続、興奮に満ちた中間部、最後の数小節で弔鐘に似た悲しみの鐘打ち、その後音楽が蒸発してしまう感じなど)。
自筆譜と初版を底本としている。「序文」や、ラフマニノフの録音とコメントに基づいて書かれた「演奏のためのヒント」、巻末の校訂報告を活用することで、作品の理解や演奏に役立てることができるであろう。

著者プロフィール

京都市立芸術大学大学院(ピアノ)修了。ベルリン工科大学等に留学・大阪大学大学院修了。専門は公共演奏会の成立史。現在関西学院大学准教授。

「2022年 『メンデルスゾーン 無言歌集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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