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- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784286177540
感想・レビュー・書評
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東洲斎写楽は阿波藩のお抱え能楽師者の斎藤十郎兵衛であるというのが、どうも定説らしいのだが、この小説集(4編)はあえてそれに挑戦して、異説をがんがん唱えている。例によって蓮高校の歴女3人娘のヒメは、定説を目くるめく知識を披露して擁護する、というか従来の異説をばしばし論破していく。アサやナスチャもなんとか異を唱えようとするが、ことごとく撃ち落されていく。ところが、最後にヒメ自身がとんでもない異論をどかんと落としてくる。写楽の一番優れた作品が生まれた第一期は実は幕末の海外向けの偽作だったというのだ。ええーっ!説得力があってほんとかもと思う。
4篇の内2編は写楽の時代の話、写楽死後130年の話であって、なかなか工夫されていて面白い。 -
明石散人で写楽に夢中になった30年前を思い出す
当時はネットもなく、先生が次々と文献を出す様がかっこよかったが、現代では懸賞目当てに歴女が同じぐらい博覧強記に物語を進める
時代が変わったなあ -
最後まで乗れなかった。
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はい、ハッキリ言ってつまらなかったです。
史実?の羅列が多かった。。。
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お上から痛めつけられて、蔦屋重三郎は青息吐息だったそうで、写楽は起死回生の賭けだったようです。一気に何百もの浮世絵を出したんです...
お上から痛めつけられて、蔦屋重三郎は青息吐息だったそうで、写楽は起死回生の賭けだったようです。一気に何百もの浮世絵を出したんですから。
あ〜そう言う時期でしたねぇ、、、
あ〜そう言う時期でしたねぇ、、、
この本は写楽の蘊蓄が詰まっているんですが、読むのにちょっと疲れました。いろいろしつこいんです。
この本は写楽の蘊蓄が詰まっているんですが、読むのにちょっと疲れました。いろいろしつこいんです。