この国のかたち2020 (MdN新書)

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  • エムディエヌコーポレーション
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784295200031

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  • ●言語は、それで法律を書いたり、教育をしたり、役所などで使われたりするから、国家にとっては根幹の要素である。台湾において台湾語の地位が向上していることとは、つまりは外来者に支配され続けてきた台湾人自身が、新たに国の形を整えると言うことである。
    ●今の中高年左翼は、自分たちがいつまでも若く、革新的で進歩的だと勘違いしている。自分たちが歳をとって「権威」を構成していると言う自覚がない。若者から見たら、権力側が左翼だと映る。これに対して反発するのは必然である。

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著者プロフィール

1966年石川県金沢市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業、台湾大学法学研究科修士課程修了。共同通信社記者を経て、台湾・新境界文教基金会専門研究員。現在、公立小松大学国際文化交流学部准教授。主な著書に、『台湾入門 増補改訂版』(日中出版)、『日本のアニメはなぜ世界を魅了し続けるのか―アニメ聖地と地方インバウンド論』(ワニブックスPLUS新書)、『この国のかたち2020』(エムディエヌコーポレーション)等。訳書に李筱峯『台湾・クロスロード』(日中出版)、陳明仁『台湾語で歌え日本の歌』(国書刊行会)等。

「2020年 『知られざる台湾語文学の足跡』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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