〇写真はきれいだった。大きく見やすい
〇あなたは地球のまわりを何周したでしょうかクイズが面白かった。視点がでかくなる。
〇原書がそうなのか、翻訳独特の言い回しのためなのかわからないのだけど、ところどころ文章解釈に悩んだり、あれ?と思った箇所があった。
p10:「月がのぼると、太陽はしずむ」
←月の出の時刻は毎日違う。月がのぼるから、太陽が沈むわけではない。
p19:「太陽のまわりをまわりの軌道を回りながら、地球もコマのようにクルクル回っています。
これを自転といいます。」
←太陽のまわりの軌道を回る…公転
地球がコマのように軸を中心にクルクル回る…自転
p20:「地球が自転によってクルッとまわると、あなたのいる場所は太陽から遠くなることがあります。外が暗くなるのはそのときです。」
←クルッとまわる…一回転のイメージがある。そもそもの時間の起点がわからない。
←太陽から遠くなることがあります…ならないこともあるの?こちらも、そもそもの“遠い”の基準がわかりにくい
p20:「地球が一回転すると、あなたのいる場所には昼と夜ができます。それはちょうど24時間かかる。」
←“すると”が気になる
地球は24時間かけて一回転します。その間に昼と夜がおとずれます。…みたいな文のほうが、誤解が少ないような気がする。
p26p27:「月はバナナのようなかたちをしていることがある」「月はきれいな丸に見えることがある」
←“かたち”か“見える”かどちらかに、表記を揃えた方が理解しやすく思う。
p22:「重力は、あなたや、まわりのすべてのものが、空に向かって飛び出さないようにしています。」
←あなたや、まわりのすべてのものが、空に向かって飛び出さないのは、重力があるからです。…みたいな文のほうが誤解が少ないような気がする。
p29:「地球には大気という空気があります。」
←地球には大気という地球を取りまく空気の層があります。…という文のほうが誤解をまねきにくい気がする。
p30:「流れ星の正体は、宇宙岩石のかけらが地球に落ちて、熱くなって光っているものだったんだ。」
→“宇宙岩石”が一般的な語句でない気がする。あまり詳しくないけど。“ちり”が一般的ではないかな。宇宙岩石のかけら=ちり、かもですが。
→“地球に落ちて”…地球(地上)に落ちてくるものは隕石
→イラストから見ると隕石ではないかなと思う。隕石も流れ星に含まれるけど…
→隕石と流星の項目があり、そちらでも説明はある
〇天文も言語も専門家ではないので、私の指摘が見当違いだったらスミマセン…
よく、わからなくなってきた…