一億総下流社会 (MdN新書)

著者 :
  • エムディエヌコーポレーション
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784295204091

感想・レビュー・書評

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  • ロシア経済制裁のうち、中央銀行の対外資産凍結、SWIFTネットワークからの排除、に続く第三の手として、アメリカ単独で実行する出来るOFAC規制(米国財務省外国資産管理室が指定した特定の個人団体のドル取引を停止出来、違反した金融機関には罰金を課せる)が強力であることを知らなかった。

    その他は、大衆週刊誌の経済記事的な内容で、学問的なバックボーンとか、綿密な取材による裏付けとかは、感じ取れなかったような。

  • タイトルと中身がちょっと違うかな、という印象を受けてしまった。

    物価変動や不景気に国際情勢が関連しているのはもちろんわかるし、ウクライナとロシアの戦争がそれに関わることももちろん理解するけれど、日本はアメリカの景気に連動すると言いながらそれに関する分析が少なく、その割にロシアの情報にページを割きすぎではないだろうか。恣意的な感じがしてしまった。

  • 筆者は、アメリカとの関係を変えることが、日本社会をより良くするとのこと。本当にそれだけなのか?日本人が自らで考えなくなったからではないのか?

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著者プロフィール

須田慎一郎(すだ・しんいちろう)
経済ジャーナリスト。1961年東京都生まれ。日本大学経済学部卒。経済紙の記者を経てフリー・ジャーナリストに。
「夕刊フジ」「週刊ポスト」「週刊新潮」などで執筆活動を続けるかたわら、「ビートたけしのTVタックル」(テレビ朝日系)、「そこまで言って委員会NP」(ytv)、など、テレビ、ラジオの報道番組で活躍中。 また、2007年から2012年まで内閣府の多重債務者対策本部有識者会議の委員を務める。政界、官界、財界での豊富な人脈をもとに、数々のスクープを連発している。
著書に『ブラックマネー』(新潮文庫)、『山口組マネー』(宝島社)、『投信バブルは崩壊する! 』(ベスト新書)、『下流喰い 消費者金融の実態』(ちくま新書)、『「階級格差」時代の資産防衛術』(イースト新書)などがある。

「2019年 『なぜカリスマ経営者は「犯罪者」にされたのか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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