- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784295204794
感想・レビュー・書評
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一番最初に飛び込んでくるニュース
皆が知る「磯野波平」が何歳か…
そう言えば誰かそんな話をしていたと思い出すが
髪が1本でおじいちゃんと感じていたあの波平は
まさかの54才だとある。
自分の年齢と比較して非常にまずいと思った。
そんな昭和の50代の話から、いつの間にか若者からも会社からも煙たがられる50代の典型がつらつらとある。
著者の辿った道のりを追体験しているようでなんともハラハラしたり、ちょっぴり刹那くなったりこりゃいかんと思うのである。
若手にはゴールを見据えて準備をするのが当たり前だろ!と言っている自分が、自分の会社員や自分の人生のゴールを見据えていないことに気づいて愕然とした。
そりゃ失敗に失敗を重ねるわけだ。
理想のゴールに行くにはどんなアイテムと相棒が必要で布陣に送る援軍や投下する駒を…
いつからでも遅くない、大丈夫だからと背中を押されるような著者の投げかけに、やってみようと思えるそんな本だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これはいい、、
生きていればいろいろあるさ、人生まだまだ、自分をあきらめるなと励ましの本。やりたいことをやって、行動していこうって。
大事なことは「ありのままの現実、ありのままの自分」を受け入れること。そして、半径3mの世界を大切に過ごしていこうと思えました。
本屋さんで何気なく見つけた本、年の始まりに元気をもらった一冊です。 -
50台頑張れ!とエールを送ってくれます。
「幸せは半径3メートル世界にある」この事が核となっている内容です。 -
プロローグを読んだ時点で、「この本を読み始めたことは失敗かも」と思いましたが、念のため最後まで読みました。
最後まで読んでも「やっぱり失敗だった」と思っただけでした。
河合薫さんの本は、以前も読んだことがあるのですが(今回の本を読み始めてから思い出した)、今回の本も、「個別の事例」と「一般的な事例」の区別が曖昧で、しかも、「個別の事例」を「一般的な事例」のように説明しがちで、読んでいて違和感が多い本でした。
また、今回の本の中で、先行研究については、いろいろ紹介されていて、その紹介そのものは参考になるものもあるのですが、解釈を行うときに、個性の強い解釈をしていたり、複数の先行研究をまとめて無理矢理(合理的とは思えない、あるいは論理的とは思えない)新たな解釈を生み出していたり、と、科学的でない態度が目立ったように思います。
それから、比喩についても、適切でない、というか、若干ポイントがずれていることが多いのですが、にもかかわらず、比喩を多用していて、この点については、読んでいて恥ずかしくなる部分が多々ありました。
前回、河合薫さんの本を読んでから、かなり時間が経っていることもあり、河合薫さんの本の特徴をすっかり忘れていましたが、今後は、河合薫さんの本は読まないよう、手に取らないよう、気を付けたいと思います。 -
軽いエッセイ風の語りながら内容はこの年代(自分も含めて) にとっては登場する事例も含めて非常にシビア。ダメ出しも多いが、最後はそれぞれに応じた前向きさを持つことが大切であると教わった。行き詰まった時の気分転換に携えておきたい。