世界の一流は「雑談」で何を話しているのか

  • クロスメディア・パブリッシング
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784295408109

感想・レビュー・書評

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  • 漫然と話すのではなく、目的意識を持って話すことの大切さが説かれていました。「自己開示の前に自己認識をする」「雑談の目的はその場をしのぐことではなくお互いの関係性を築くこと」

  • 雑談についての考え方が、日本と海外ではかなり異なっているということが認識できた。

    参考になる考え方や話し方はあったものの、日本の文化の中で実践できるかというと疑問が残る部分は多かった。例えば、お互いがこの本を読んでいて、同じ認識があるのであれば、活かせるかも知れないが普段の営業に置き換えた時には、あまりイメージがわかなかった。

    海外のビジネスシーンでの前提を知っておくことは大事かなとは思うので、自分の引き出しを増やす点ではタメになった本でした!

  • 雑談にもムダと必要があり、日本人のお天気の話はムダです。私自身、お天気や日常のことについて雑談したことは幾度となくありますが、単純にそればかりではムダの積み重ねということです。日常の話をするにも相手に対して「あなたに興味があるよ」だけでは終わらない次に繋がるものでないとビジネスの場では役に立たないことを本書では述べているように感じました。
    欧米ではビジネスの場での雑談は目的をもって相手を知ることに重きを置いていますが、日本では単に知り合って終わるということが大きな違いです。

    とはいっても「何かのために」に囚われすぎても窮屈ですし、自分自身が楽しめないことも経験しました。「楽しむ」ことも大切にしながら雑談ということについて向き合いたいと思いました。

  • ビジネスにはおける雑談

    お互いの心理的安全性を高めてラポールを作り、生産性を向上させアウトプットを高める。

    これに尽きる。そのためにどのように雑談をしていけば良いのか丁寧に書かれている。

    ※笑い声が聞こえない会社には何らかの問題がある!

  • 社会人になりたての方に、ぜひとも一度目を通しておいた方が良いと伝えたくなる本。

    ビジネスをうまく進めるために、雑談も含めて、どんなことを相手と対話していくのが良いかを示してくれている。

    ただ、分かりやすくするためか、本人がバイアスにかかっているのか、海外との対比が極端かな。本著の中でも、海外の人を例に挙げるときは「海外のできるビジネスマン」と表現しているので、それと日本人ビジネスマン全体を対比するのはどうかなと感じた。

    また、リモート勤務が当たり前になった際に雑談の重要度をあらためて気付かされたと表現している一方で、称賛されている内容が、コロナ前の対面での雑談経験をもとに表現されているとおぼしきケースが多く、若干チグハグさを感じてしまった。

    ただ、本質的には分かりやすく記載されているため、冒頭のように、あらたに社会人となったような方に対して、お勧めしたい。

  • ビジネスの場での雑談の意義や効果を外資系コンサルタントの視点で論じたもの。日本人の空気を読むとか、中身のない会話は、ビジネスの場では不適。おおむねその通りだと思うけれど、これを読んで自分がこの苦手分野を克服できる気がしない。身近なメンバー相手に実践してみるかな。

  • 目的をもって会話をする、関係性を考える、などなどその通りなのだと思う。覚えておきたいおとは多いが、すべてできるとも思えない。
    何が「一流」なのかの定義にもよる(タイトルは本人承諾で出版社がつけたのかな?)が、毎回こんなことを念頭に置いておたら疲れそうであり、それこそ関係性によるのかなと。是々非々でやってみよう。

  • ライフハッカーの紹介記事で興味持ち、購入。

    社内コミュニケーションについてや、日本と外国側との雑談に関する捉え方の違いということは知ることができたが、読んでてすんなり入ってこなかったのが、正直な印象だった。

    すんなり入らなかったのは、例えば以下のような点が引っ掛かったからなのかと、個人的に感じている。
    ・日本人は天気の話からよくするというが、著者がひたすら繰り返すほど、天気の話を出すことはないと思う(著者が分かりやすくために天気に例を絞ったのかもしれないが)。
    ・相手に関心を持つというのは同感だが、仕事にどう向き合ってるといった話を、本当にはじめの雑談でするのか?エグゼクティブと接したことはないが、海外のビジネスパーソンと接しててそんな話になったのを、自分の知る範囲で聞いたこともない。

    個人的にはあまり刺さらなかったが、実際にこの辺りの経験がある方が読むと、もっと理解度が深くなるのかもしれない。

  • 特段為にはならないかと。

  • かなりよかった!元々話すのが苦手で雑談は人と仲良くなるためだけにしてたから仕事でトークを使うのに結果が出なくて何が足りないんだろう?と思ってたけどこれを読んで雑談のビジネスとしての目的を持って話した事で売上が面白いように上がってる!忘れないように都度読み返したい本

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著者プロフィール

ピョートル・フェリクス・グジバチ
プロノイア・グループ株式会社 代表取締役|株式会社TimeLeap取締役|株式会社GA Tecnologies社外取締役
連続起業家、投資家、経営コンサルタント、執筆者。モルガン・スタンレーを経て、Googleで人材開発、組織改革、リーダーシップマネジメントに従事。2015年に独立し、未来創造企業のプロノイア・グループを設立。2016年にHRテクノロジー企業モティファイを共同創立し、2020年にエグジット。2019年に起業家教育事業のTimeLeapを共同創立。ベストセラー『NEW ELITE』(大和書房)他、『パラダイムシフト 新しい世界をつくる本質的な問いを議論しよう』(かんき出版)『世界最高のコーチ』(朝日新聞出版)など執筆。ポーランド出身。


「2023年 『心理的安全性 最強の教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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