そのビジネス課題、最新の経済学で「すでに解決」しています。 仕事の「直感」「場当たり的」「劣化コピー」「根性論」を終わらせる

制作 : 今井 誠(編著者)  坂井 豊貴(編著者) 
  • 日経BP
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感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784296000661

感想・レビュー・書評

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  • 331||Im

  • 目次は見にくいが意義のある本。
    楽しめるかどうかは、読者によって(読者の興味や関心によって)まちまちだと思う。

  • 経済学をビジネス向けにエンジニアリング化する必要がある。
    オンライン市場は設計の余地が大きい。フリーマーケットとは違う。
    オークションの問題点=スナイピング=締め切り間際に駆け込み的な入札が行われる。自動延長、2番目の人が落札価格になる、など。
    販売個数の倍の人数の入札があれば競争が起こる。
    p73

  • 経済学の知見を経営に取り入れることを、具体例を挙げつつ説明している。

  • 経済学者と経営者が共同でビジネス課題を解決しようと(アメリカ大手は当たり前になっている)、いくつかのビジネステーマを経済学の観点から考察している本。
    タイトルの印象とはちょっと違うかな。
    会議のところは改めて「独立性」の重要性を再認識した。

  • 経済的アカデミアと実業のコラボで日本を再生しようとする意気込みを強く感じることが出来る書。
    きっかけになり、様々なギャップを対話で埋めていく、創り出していくことの可能性を秘めている素晴らしい入口だと思う。

  • 最新の経済学の説明がぼんやりしている。

  • 類書をたくさん読んでいるのでちょっと物足りなかったけれど
    経済学とビジネス
    が結びつかない人を結びつけようとする意味では分かりやすい本だと思う

  • ソーシャルメディアの活用で成功した一例はワークマンだろう。上手だよね。
    商品が良いから良サイクルが出来ている印象。+とか女子とかの幅の広げ方も上手。
    自ら「1,000店が上限じゃないか」と言っていた気がするから、今後も長期的に成長し続けることを選択するなら結構しんどいのかもしれない。現状の店舗数で顧客の幅を拡大するのはできそう。一方でそれだと倍々ゲームの成長は出来ないから投資対象にはなりにくいかも。ジレンマかな。

    ところで、なんか要約が悪いのじゃないかと想像してみる。
    要するに「ビジネス側は学者を雇用しろ」ってことを言っている?

    >「ヘビーユーザーもライトユーザーも満足でき、簡単には離脱しないもの」を提供することが重要ということだ。
    とか身も蓋もない総括を掲げてみたり。
    要所要所に違和感を感じてしまう。

  • 経済学者や実務家がビジネスの課題を経済学の観点から解説したものをまとめた一冊。

    価格決めの問題やオンラインの市場設計、今のアプリの課金の元となるFSP-Dモデルの利益を最大化する方法や再現性のある利益獲得のためのツールCRMの活用法、ESGがもたらす企業経営の変化、会議をもとにした集団行動における最適解など様々な学者や経営者の方が経営学の見地から解決策等が書かれており勉強になりました。

    そんな本書の中でもフリー戦略の心得やKPIやKGIに機会費用の考え方を取り入れることや高いリターンの見込める顧客に集中投資することの方が効率がいいことや会議の適切な人員数など参考になるものが多くあり、それらは印象に残りました。

    今問題となっているビジネスにおける課題が経済学によって解決できるものであることが本書で理解できました。過去の教訓から汎用性の高いものであることや経済学が再現性の高いものであることを感じ、経済学の魅力をますます感じた一冊でした。

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著者プロフィール

静岡県立大学経営情報学部教授、株式会社エコノミクスデザイン・シニアエコノミスト2000年に関西学院大学商学部卒業。同大学で2002年に修士号、2007年に博士号を取得。2005年より静岡県立大学経営情報学部助手を経て、2021年より現職。財務会計、経営分析。年金、保険、リスクのトライアングル関係を、会計学の視点で研究を進める。2011年日本年金学会創立30周年記念賞佳作、2012年生命保険文化センター優秀論文賞、2017年日本リスク学会大会優秀発表賞を受賞。

「2022年 『そのビジネス課題、最新の経済学で「すでに解決」しています。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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