できる社長は人が採れない

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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784296102914

作品紹介・あらすじ

人手不足は依然として続いており、取り負ける中小企業が多い状況にあります。
実は、こうした中小企業の多くが、自社の魅力をうまく求職者に伝えられていません。

本書は自社の長所をいかに伝えていくか、つまり中小企業に「採用ブランディング」の考えを広め、
人材を確保しやすくするための教科書です。採用ブランディングを活用して採用難を乗り越えたり、
克服しつつある会社のケースを元に、写真とともに分かりやすく解説しています。

さらに、これまで目が向けられてこなかった「外国人」「高齢者」「障がい者」という人材に注目することで、
この局面を乗り切っている会社もあります。「給与」「残業」「休暇」を工夫して人材を集めているところも。
実際に採用活動に臨んだ若手による座談会では、あえて中小企業に苦言を呈してもらっています。

人材不足に頭を痛めている経営者の皆様に読んでいただきたい一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 冒頭の社長のファッション改革みたいな話は些末すぎない?ジャストサイズの服を選ぶとかレベルのアドバイスが必要な社長さんがファッションをきちんと一定レベルに保てるとは思えないし。服選びについても清潔感とか抽象的なアドバイスや、白シャツにノーネクタイみたいなあまりに地味すぎる改革案が提示されており謎。ジャケットの下を無地単色カラーシャツに変えるだけでもだいぶおしゃれ感が出ると思うのだが。
    ユニフォーム改革もユニフォームを着用しない現場では一切役に立たない。オフィス改革も単に小綺麗さと統一感を出すという次元の話にとどまり、具体的に採用活動との因果関係があるのかよくわからない。
    末尾の若者のホンネ座談会みたいなパートは興味深かった。
    ミステリアスなタイトルの謎も結局本の中ではかいけつされず、あまりに作りが雑ではないか。

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著者プロフィール

株式会社スターブランド共同経営者・フロントマン。ブランド戦略コンサルタント。元山形県朝日町ブランド化推進プロデューサー。
日本の中小企業にブランド戦略ブームを起こした、ブランディングの第一人者。
代表作でロングセラーの『安売りしない会社はどこで努力しているか』(大和書房刊)や『小さな会社のブランド戦略』(PHP研究所刊)は、経営者の間でバイブル的な存在である。小学校以外の学業をすべて海外で終えた広い視点で日本の働き方などを指摘できるのが強み。社会人デビューを本田技研の社員として果たし、独立した後は世界中の中小企業と触れ合い、働き方やキャリアにも精通している。日経BP総研の客員研究員として日々その分野でも情報発信している。また、自治体でIターン・Uターン等のアドバイザーも務める。

「2020年 『今日からできる! 小さな会社のSDGs』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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