プロティアン 70歳まで第一線で働き続ける最強のキャリア資本術

著者 :
  • 日経BP
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784296103300

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。月5冊本を読もうと思ったのはこの本のおかげ。でも、高橋俊介さんのキャリア論でいいのではないかとも思わなくもない。若手のキャリア権威の世代交代か?

  • 人生100年時代にどう生きていくのか

    すでに、60代に突入したひとも、50代の人も
    これからの若い世代の人にも
    役に立つ基本的なエッセンスがわかりやすく書いてある。
    キャリア論を学んだ人にとっては
    ある意味当たり前なことかもしれないが
    みんながその分野に詳しいわけでもない

    それに、その考え方をとったとして
    どうやって、生活を作っていくのか
    収入を確保して生きていけるのか
    というところが、これからの課題なのかもしれないt
    思った。

  • 読みやすい。
    けどカタカナ語使いすぎて胡散臭い印象を受けた笑
    LIFE SHIFTの考え方をもとに、キャリアについてもう一方踏み込んで書いてある本。
    フロー状態という言葉を知れた。

  • ミドルエイジ以上がキャリアプランを描くにあたっての考え方を記した著作。人生100年時代、組織をプラットフォームにして個人のキャリアを作っていくという考え方。個人のキャリア資産を資産を貸借対照表で見るところが斬新。ライフシフトを引用する部分が多い。

  • 軽く、さくさくっと読める。会社人間を自覚する方、いろんな理論を気軽に学びたい方にはおすすめ。
    逆に言うと、以下について簡単にでも説明できる人や、すでにプロティアンキャリアに踏み出している人にとっては、理論のつまみ食いのような感じがして示唆が少なく、少し物足りない。

    ダグラス・ホール「プロティアンキャリア」
    リンダ・グラットン「ライフシフト」
    ミハイ・チクセントミハイ「フロー理論」
    ジョン・クランボルツ「ハプンスタンスラーニングセオリー」
    マーク・グラノヴェッター「弱い紐帯の強み」

  • 感想
    著田中さんの頭の中が示された入門書。
    読みやすく、意識しやすい。
    特に、今までの自分の生き方を少しでも変えたいと
    思うものの何をしたらいいのか、、、とか、
    自分がやってきたことはなんだったのか。、と
    悩む人は適切。

    評価
    日常を、生きる人には必要。
    自分が欲しかったのは学術論でもあるので、
    4点とした。ただし、これはキャリアを学んでいない人に向けては
    とてもわかりやすいのであると思う。

    内容

    プロティアンキャリア診断で、
    どれだけ適応的かを知る。

    自分のことをキャリアの状態として外と比較して
    どうか知る。

    伝統的なキャリアとプロテイアンキャリアの違いを
    知る。

    個人のキャリアを個人が承認する。

    キャリア資本論を捉える。
    ビジネス、ライフキャリア。
    初期、中期、後期、ポストの各形成期を知る

    3つの資産を持つ。
    生産ー所得に効くスキル
    活力ー精神肉体、健康
    変身ー意思と能力

    資本を将来にわたってどうするのか、
    どうやって身につけるのかを考えることが、
    現在から未来を考えるこれからのキャリアである。

    今までの蓄積物ではない。

  • 幾つになっも、自分のポテンシャルを開発し、やる事、できる事を増やしていきたいと思える著書です。

  • ライフシフトの補足。3つの資本

    ①ビジネス資本
    スキル、語学、プログラミング、資格、学歴、職歴

    ②社会関係資本
    職場、友人、地域のネットワーク

    ③経済資本
    金銭、資産、財産、株式、不動産

  • ・キャリアは「結果」ではなく「過程」
    ・ビジネスキャリアとライフキャリア
    ・キャリアの所有者は個人(組織ではない)
    ・表面的な変化や適応ではなく、
     経験を蓄積する内面的な変化こそ、本質的。
    ・プロティアンの本質とは、
    現在の環境、限られた資本のなかで、自分を変化させること。その上で、成果をだすこと。

    〈気付き〉
    出世すること
    →新しい役割を得ることができる
    →機会を、チャンスを得ることができる
    →フォローを1on1と認識する

    「計画的偶発性理論」や「LIFE SHIFT」に共通項が多い一冊。

  • キャリアプラトー(停滞)から脱出するきっかけをくれた。
    個人を主たる対象として捉え、組織は個人が求める機会の提供するプラットフォームという関係性。

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著者プロフィール

1976年生まれ。法政大学キャリアデザイン学部教授。博士(社会学)。一橋大学大学院社会学研究科博士課程を経て、メルボルン大学、カリフォルニア大学バークレー校で客員研究員をつとめ、2008年に帰国。専攻は社会学、ライフキャリア論。著書に『先生は教えてくれない大学のトリセツ』(ちくまプリマー新書)、『ルポ 不法移民』(岩波新書)、『覚醒せよ、わが身体。』(ハーベスト社)、『丼家の経営』(法律文化社)、『都市に刻む軌跡』(新曜社)、『走らないトヨタ』(法律文化社)他多数。訳書に『ボディ&ソウル』(新曜社)、『ストリートのコード』(ハーベスト社)。株式会社ゲイト社外顧問。

「2019年 『教授だから知っている大学入試のトリセツ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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