イノベーションを生むワークショップの教科書 i.school流アイディア創出法
- 日経BP (2021年7月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784296109975
作品紹介・あらすじ
アイディアを生み出すため、デザイン思考などさまざまな発想法が注目されていますが、クリエイティブな領域だけにどれもロジカルとは言えず、理解しにくいと感じるビジネスパーソンは多いのではないでしょうか。優れたアイディアを生むには、クリエイタ―のような高度なセンスが問われるのでしょうか。やはり一般の人には無理なのでしょうか。そんなことはありません。
一般社団法人 日本社会イノベーションセンターが運営する教育プログラムi.schoolは、ワークショップと呼ぶグループワークによりアイディアを創出する活動を実施しています。最大の特長は、創造性に関する学術的知見に基づいてワークショップのプロセスを設計している点。個人の感覚に頼るのではなく、ロジカルに進めるため、多くのビジネスパーソンからは「i.school のワークショップは理解しやすい」と評価されています。本書はi.school 流のアイディア創出ワークショップに関する知見を掲載した、まさに教科書といえる存在です。
アイディア創出法を学びたい初心者から、既にデザイン思考など他の手法を学んだ人、今までの手法にしっくりこなかった人、疑問を持った人など企業でイノベーションを担当する多くの人に、ぜひご一読していただきたい1冊です。
感想・レビュー・書評
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1 i.school 流チームによる アイディア創出法
出発点
人間中心アプローチは目的に着目
持続的・破壊的イノベーション
創造性・学術的知見
個人vsグループワーク
オンライン・ワークショップ
2 創造性に関する学術的知見
ひらめき
創造プ御ロセス
孵化
連想ゲームと活性化の拡散
拡散モードとセレンディピティ
組み合わせ型創造性
メタファー・アナロジー
3 アイディア創出ワークショップの設計とファシリテーション
4 ワークショップの設計方法
5 アナロジー思考アプローチの事例収集方法
6 試行錯誤の最適化: PDCA サイクルの回し方
7 ワークショップの計測・分析詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50268003
アイディア創出法を学びたい初心者から、既にデザイン思考など他の手法を学んだ人、今までの手法にしっくりこなかった人、疑問を持った人など企業でイノベーションを担当する多くの人に、ぜひ読んでもらいたい1冊です。
(生命融合科学分野 大塚正人先生推薦) -
選書企画2021 「図書館に置いて欲しい本 書いて!貼って!」 購入図書
【配架場所】 図・3F開架
【請求記号】 379.6||HO
【OPACへのリンク】
https://opac.lib.tut.ac.jp/opac/volume/457654 -
ワークショップの技法が詳しく説明されている。ただし、この効果を最大化するには、本を読んで理解するだけでなく、実際のワークショップに参加して体験してみる必要があると感じた。