イノベーションを生むワークショップの教科書 i.school流アイディア創出法

著者 :
  • 日経BP
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784296109975

作品紹介・あらすじ

アイディアを生み出すため、デザイン思考などさまざまな発想法が注目されていますが、クリエイティブな領域だけにどれもロジカルとは言えず、理解しにくいと感じるビジネスパーソンは多いのではないでしょうか。優れたアイディアを生むには、クリエイタ―のような高度なセンスが問われるのでしょうか。やはり一般の人には無理なのでしょうか。そんなことはありません。

一般社団法人 日本社会イノベーションセンターが運営する教育プログラムi.schoolは、ワークショップと呼ぶグループワークによりアイディアを創出する活動を実施しています。最大の特長は、創造性に関する学術的知見に基づいてワークショップのプロセスを設計している点。個人の感覚に頼るのではなく、ロジカルに進めるため、多くのビジネスパーソンからは「i.school のワークショップは理解しやすい」と評価されています。本書はi.school 流のアイディア創出ワークショップに関する知見を掲載した、まさに教科書といえる存在です。

アイディア創出法を学びたい初心者から、既にデザイン思考など他の手法を学んだ人、今までの手法にしっくりこなかった人、疑問を持った人など企業でイノベーションを担当する多くの人に、ぜひご一読していただきたい1冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 1  i.school 流チームによる アイディア創出法
    出発点
    人間中心アプローチは目的に着目
    持続的・破壊的イノベーション
    創造性・学術的知見
    個人vsグループワーク
    オンライン・ワークショップ
    2  創造性に関する学術的知見
    ひらめき
    創造プ御ロセス
    孵化
    連想ゲームと活性化の拡散
    拡散モードとセレンディピティ
    組み合わせ型創造性
    メタファー・アナロジー
    3 アイディア創出ワークショップの設計とファシリテーション
    4  ワークショップの設計方法
    5  アナロジー思考アプローチの事例収集方法
    6  試行錯誤の最適化: PDCA サイクルの回し方
    7  ワークショップの計測・分析

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50268003

    アイディア創出法を学びたい初心者から、既にデザイン思考など他の手法を学んだ人、今までの手法にしっくりこなかった人、疑問を持った人など企業でイノベーションを担当する多くの人に、ぜひ読んでもらいたい1冊です。 
    (生命融合科学分野 大塚正人先生推薦)

  • 選書企画2021 「図書館に置いて欲しい本 書いて!貼って!」 購入図書
    【配架場所】 図・3F開架
    【請求記号】 379.6||HO
    【OPACへのリンク】
     https://opac.lib.tut.ac.jp/opac/volume/457654

  • ワークショップの技法が詳しく説明されている。ただし、この効果を最大化するには、本を読んで理解するだけでなく、実際のワークショップに参加して体験してみる必要があると感じた。

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著者プロフィール

i.school エグゼクティブ・ディレクター/一般社団法人 日本社会イノベーションセンター代表理事、東京大学名誉教授。1980年東京大学工学部土木工学科卒業、ノースウェスタン大学大学院修士課程・博士課程修了、1996 年より東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻教授。専門は社会技術論、イノベーション教育論。2009年よりイノベーション教育プログラム、i.school をエグゼクティブ・ディレクターとして運営し、新しい製品、サービス、ビジネスモデル、社会システムなどのアイディアを生み出すことのできる人材を育成。社会技術の研究に基づき東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会(政府事故調)社会システム等検証チーム長を務める。2016 年に一般社団法人日本社会イノベーションセンターを設立。政府、企業とi.school の学生・修了生が協働して社会イノベーションを推進する活動を通じて、実践的な教育機会を提供することを目指している。

「2021年 『イノベーションを生むワークショップの教科書 i.school流アイディア創出法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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