- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784296111787
作品紹介・あらすじ
言葉のプロが500人以上の声を集めて作った一冊。
あたたの一言で部下が伸びる!
見直すべき「声のかけ方」30のシーン
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イソップの寓話「北風と太陽」のお話を覚えていますか?
本書は「北風上司」と「太陽上司」を主人公にした物語形式の一冊です。
急激な働き方の変化、昭和・平成・令和各世代の価値観の違い…。
そして動画、写真、絵文字などによる“言葉”の進化。
こうしたなかで、人はどんな言葉に救われ、前向きな気持ちになれるのか。
逆に、どんな言葉に足がすくみ、気力を失うのか。
博報堂スピーチライターで「話し方のプロ」である 著者ひきたよしあきさんが
500人以上の声から導き出した「相手に響く言葉選びと伝え方のコツ」をご紹介します。
□相手を励まし、前向きにさせる「太陽言葉」
・プレッシャーに押し潰されそうな部下の心を軽くする言葉
・大きなミスをして落ち込んでいる部下を立ち直らせる言葉
・家庭の事情に悩む部下を勇気づける言葉
・「その仕事、やる意味あるんですか?」と言う部下を諭す言葉
・人の「いい行動」を見たときに効果的に褒める言葉
・心の不調を感じ始めている部下を休ませる言葉
・予防線を張りがちな部下の意識を変える言葉
□相手のやる気をなくさせ、恐怖を与える「北風言葉」
・チャレンジしようとする部下の芽を潰す言葉
・部下に、「上司にはしごを外された」と感じさせる言葉
・仕事に私情を挟んで、部下を混乱させる自分勝手な言葉
・育休明けでやる気に満ちている部下の気持ちを削ぐ言葉
・ついてきてくれる部下の心を一瞬で冷めさせる言葉
・部下の手柄をかすめ取る卑怯な言葉
・部下にマウントを取って自分の力を誇示する言葉
・「自分も陰口を言われているのかも」と、部下を疑心暗鬼にさせる言葉
感想・レビュー・書評
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他の本で紹介されていた。
厳しい上司と優しい上司の2人を登場させて、言動を比較しながら部下との接し方を解説するという内容。
厳しい上司が極端で、完全にパワハラ、モラハラであるが、ここまでではないにしても、近い人はいたりする。優しい上司の方は、会社員というより教師のような人を育てる職業の人のようだ。
書いてある内容はいちいちごもっともであるが、会社は生活、人生の一部なので、皆そんなに真面目に落ち込んだり、ストレス溜めたりしなくてもいいのに、と思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
若い世代の人に読んで欲しい本。
上司の考えを学ぶための導入本としておすすめ。
個人的に印象に残った言葉は、粒揃いより粒違い。
同じような人が集まる集団からは、独創的なアイディアは浮かばない。多様性を認めるのではなく、楽しみたいと思った。 -
北風上司のような言い方をする人は結構いる。太陽上司のような人はなかなかいない。自分が言われて嬉しかったことを他の人に言えるようになりたい。「多様性を『認める』のではなく、『歓迎』する」「自分で言った言葉がブーメランのように戻ってくることが分かると、人は感情的で攻撃的な言葉を吐けなくなる」「怠け心は、生きるための信号」
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全く学ぶべきところがない本。
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ちょっとした表現・態度が他者に与える影響を対比という形で説明してくれる.
本当に気をつけないといけない. -
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新卒で入った会社の中で役職が上がってきたので、自身の発する言葉に対してより責任感を高めようと思って手に取りました。
が、うーん…北風上司は、さすがにこんなやついないだろと思ってしまう。上司以前に人間としてヤバい。対象としている読者・企業はどのへんなんだろうか?申し訳ないですが、現代の会社にフィットした本とは思えませんでした。
せっかくなら、北風上司はこんな言い方をしてしまったが、太陽上司ならこういう言い方をする、という対比があった方がわかりやすいように思いました。せっかく対比できる構造にしているのに勿体無い。編集も、太陽・北風が特に秩序なく並んでいるように感じてしまうので、読みづらく感じる。
太陽上司の具体的に褒めるテクニック(ホチキスがピシッと止まってて気持ちいいね等)は見習いたいと思います。「非常に良かった」とかでラクしてメンバーを褒めていることもあるなと反省しました。
北風上司は、悪気があって言ってない、むしろ相手を気遣って言った発言が相手を傷つけているシーンがいくつかありました。相手を気遣うだけでなく、表現まで気を配るべきですね。気をつけます! -
既に読んでいる本と同じような内容だった。
おだてず、こびず、心を込めて、その瞬間の行動だけを褒める
言葉より相手を思いやる行動 -
自分の置かれた環境とは少し合わなかった。10年くらい前ならそうだなーと思ったが、職場によると思うが北風さんのような人は今絶滅している職場もある。