ハッキング・デジタル DXの成功法則

  • 日経BP 日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784296113620

作品紹介・あらすじ

DXの「どうやって」を解き明かす。
デジタル組織に生まれ変わるための「やることリスト」を網羅!
先進事例からベストプラクティスを抽出した実践ガイド。

DXは「プロジェクト」ではなく「ジャーニー」である。
DXは1回かぎりのプロジェクトでも、実験的な打ち上げ花火でもない。組織全体に浸透し、デジタル技術が組織活動の基本構造になるまで続く、長い段階的なプロセス(ジャーニー、旅路)だ。本書には、約10年にわたるDXについての研究のなかで著者たちが集めてきた「実践者たちのベストプラクティス」が詰まっている。「変革」という難事業を成し遂げるための手法として役立つはずだ。

・なぜDXなのか。明確で強力な「変革理念」を掲げるには?
・デジタル化の取り組みを、どの程度まで統合/分離するか?
・社内にない技術やソリューションにアクセスするには?
・サービスモデルへ移行し、プラットフォームの力学を用いるには?
・リソースを柔軟に割り当て、サイロ横断型の連携を促すには?
・プロジェクトを拡張して、スケールアップを図るには? など

テーマごとに、ベストプラクティスや洞察、アドバイスを提供する。
順不同で読んでいっても学びや洞察が得られるように、本書は、どの章も同じ構成になっている。まずは各章のテーマとなる課題を提示し、最重要のアドバイスを短くまとめたあと、次の4つのセクションで深掘りする。

1 なぜ重要か(なぜそれがDXの成否にかかわるのかを説明する)
2 ベストプラクティス(その課題にどう取り組むべきか、事例を交えながら説明する)
3 ツールボックス(すぐに効果を出すために用いることができるツールを紹介する)
4 チェックリスト(本書のアプローチを取り入れる際の検証に使える質問を紹介する)

「本書の目的は、DXの「どうやって」を解き明かすことだ。難しいことだが、不可能ではない。私たちは思い出したくないほど多くの失敗を目の当たりにしてきたが、その一方で数多くの成功も見てきた。本書では、そこで得たベストプラクティスや洞察、アドバイスを取りそろえている。いま直面しているDXの難所を乗り越え、道を切り拓き、デジタル組織の実現に近づくために、ぜひ役立ててほしい」(序章より)

感想・レビュー・書評

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  • デジタルガバナンスの具体的な事例を出しているのは非常に参考になります

  • 斜め読みだけれど、とても実践的な内容で、「DXと言われてもなにから手をつけたらわからない」「立ち上げたものの進まない」という担当者にはうってつけだと思う。
    ステップごとに何が重要か、どうやるかが書かれている。ひとまずそれに沿って進めてみるのがよいのではないか。

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著者プロフィール

IMD教授、グローバルセンター・フォー・デジタルビジネス・トランスフォーメーション(DBTセンター)所長。専門分野はイノベーションと戦略。IMDでは「リーディング・デジタルビジネス・トランスフォーメーション」「デジタル・ディスラプション」「デジタル・エグゼキューション」「取締役会のためのデジタル・トランスフォーメーション」など、デジタル関連の上級管理職向けプログラムを多数行う。著書に『対デジタル・ディスラプター戦略』『DX実行戦略』(いずれも共著、日本経済新聞出版)など。

「2023年 『ハッキング・デジタル DXの成功法則』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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