なぜ、いま学校でプログラミングを学ぶのか-はじまる「プログラミング教育」必修化
- 技術評論社 (2020年1月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784297110871
作品紹介・あらすじ
「結局どんなことを、どこまでやればいいの?」
「うちの学校、まだICT環境も十分整っていない……」
そんな先生や学校、自治体を救うべく、日本全国を飛び回り、プログラミング未経験の先生方への指導や授業づくりの支援に力を尽くす識者二人が語る直前対策の書です。
ときには自らも教壇に立ち、アイデアあふれる授業づくりの実践を重ねる元校長の平井聡一郎氏。
「すべての子どもがプログラミングを楽しむ国」を目指し、先生の支援に取り組む「みんなのコード」代表理事の利根川裕太氏。
現場を知り尽くした二人の実践者が「必修化の背景」から「授業で実際に取り組む方法」までくわしく解説。
教育関係の方々はもちろん「これから小学校でどんなことを学ぶのか?」と不安な保護者の方も、バッチリ理解できます。
必修化が直前に迫る現場の今と課題、プログラミング教育にかける想いを「本音」で語りあった対談も必読です!
感想・レビュー・書評
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2020年3月16日読了。本書でも強調されているが、「2020年4月からの全小学校でのプログラミング教育必修化」を前に、なぜプログラミング教育が必要なのか・どんな背景があるのか、学校および先生はどう取り組むべきか、先進的な学校はどうやっているのか、などについての概説と、専門家二人の対談からなる本。「ITが生活に欠かせない存在だから、その仕組や基本について小学校で学ぶ」ことは、植物の成長を観察したり電気をオンオフしたりする実験と同じように必要なことなのだ、という説明には納得。この教育をすすめるにあたって一番のネックは学校のICT環境の貧弱さとITに弱い先生方、だが、「校長を巻き込むこと」「子どもと一緒になってプログラミングに触れて『一歩先』を学んでもらうこと」が突破口になりうるということか、おやじの会など、学校外でもどう取り組むのか、は考えたほうがよさそうだ。
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【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/739542 -
まず、自分がやってみることだと思った。スクラッチやビスケットに挑戦してみる。プログラミングへのハードルが下がり始めていて、熱が冷めぬうちに始めようと思う!