自律神経にいいこと超大全

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 285
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784299016294

作品紹介・あらすじ

ストレスの多い社会生活で乱れがちな自律神経ですが、それを整えることができる行動・習慣は生活の中にたくさんあります。それにより人間の体は血流が増し、腸内環境が改善され、感染症に対する免疫力もアップします。自律神経によいさまざまな物事を集め、320ページ大ボリュームの一冊にまとめました。著者は、多数のベストセラーを持ち、自律神経研究の第一人者である順天堂大学医学部・小林弘幸教授です。

感想・レビュー・書評

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  • すぐに実践することが書かれていて
    何か不調が続くな、
    原因はわからないけど調子が悪いなっと思う方には
    おススメです!

  • 色んな項目に分かれてて読みやすい。
    腸内活動の活性化に、ヨーグルトと温かいものを食べるようにしたい。すぐ実践出来そうなことが多くて良かった。

  • ひろい読み、流し読み。
    できることをまあ参考程度にって感じかなあ。
    可もなく不可もなし。

  • 自律神経にいいこと超大全
    小林弘幸著
    メモ
    空きスペースが残っている本棚こそ機能的であり、自律神経を整える。
    片付けの設計図を作り、1日1カ所と言うエリアを決める。
    1日のスタートは散歩からぼんやりするのは脳にもいい。
    緑茶を飲むことで、ボケを防止。

    感想
    お医者さんの本だと思って中身を読み進めていくと、掃除の事や本棚の事など色々と生活に対しての改善を教えてくれる本でした。家庭に1冊は必要な本だと感じました。

  • 本のタイトル通り、自律神経に良いことが列挙された実用書。

    かなり読みやすくページが設計されていて、本としてのクオリティが高く、文章も読みやすいと感じた。

    肝心の内容は、多くのTIPSが真っ当でシンプルな理由とセットで紹介されている。ただ、「よくよく考えればそうすべきだけどやれている人は少ないよね」といったTIPSが多く、個人的に読み込みたくなる箇所が少なかった。

    それは半分は仕方ないとして理解しており、低評価になってしまった理由は別にある。それは、自己啓発本のように、やるべき理屈は理解できても、効果と根拠が曖昧に思えるTIPSが多かったこと。評価の理由はこれに尽きる。医者の本だと知って手に取ったが、医師らしい科学的且つ論理的な言説とそうでない言説の差が激しい。

    1つ例を挙げると、冷たい飲み物をやめるという項目。腸に負担がかかりセロトニンの分泌が下がるというが、理屈は分かるものの、では何度のものであれば分泌が下がらないのか?温度(飲料)と分泌量は比例するのか、それとも閾値が存在してその温度を下回りさえしなければ分泌量は減らないのか?冷たいものを食べても後で温かい飲み物を飲めばお腹を冷やさず済むしリセットできるとあるが仕組みは?どれほど悪影響なのか?など、効果と根拠の具体性に乏しい。

    そもそもセロトニンは出れば出るほど幸福に繋がるものでもないことを脳科学者の書籍で読んだことがあるが、本書の著者がその点どう考えておられるのかも気になる。

    体にとって行うと良いこと、やめた方がいいことという類の話は、テレビのワイドショーでもyoutubeでも情報は腐るほど紹介されていて玉石混交の飽和状態にある。私が本書に期待したのは、まさにそれらとは一線を画す情報だった。ゆえに本書はTIPSに合わせて定量的な効果や具体性のある根拠が明確に示され、読者(私)で取り組むにあたって適切に取捨選択できる構造の本になっているだろうと期待していただけに、その点において私にとっては非常に残念だった。

    著者からすれば、このような批判も、本書の文中に近い言葉があるが「細かいことは気にせずやれるところからやろう」というスタンスだから、と受け流されることだろう。しかし、読者が自主的に知識を単純化して行動することが許されても、著者の主張や知識などのリソースからそのようなスタンスは許されない。

    近年のコロナ騒ぎ、Youtubeの似非科学健康法動画の氾濫を見て分かったことの一つに「正しく知り怖れることの重要性」があるはずだ。この本から得られる情報はどこか、そういった科学的ではないニュアンスが含まれており、国家資格を持つれっきとした医師からの発信がこの様子だと本当に幻滅しそうになる。

  • 自律神経の大切さと自律神経を保つための秘訣を知ることのできる本。

    食事や日々の習慣等幅広く且つ実践可能なレベルで落とし込まれており、少しずつ取り入れていきたいと思った。

    項目別に説明が記載されているため全体的に読みやすい。

  • 自律神経が乱れがちな気がしていて、参考までに中古本を購入!
    朝日を浴びると良いことや、水は1日1.5リットル飲むべしことや、椅子に座りすぎ日本人は気をつけたほうがよい、ということなど、色々学べた!
    捨てずに繰り返し参考までに読みたい!

  • 書いてある分野が偏っている。太っているので腸の話は参考になった。

  • 2022.05.21

    自律神経を整えるため(特に副交感神経を優位にするため)に何をするべきか、はたまた何をやめるべきか書かれた本。

    前半はほとんどが腸のお話。
    腸は第二の心臓とも言われ、副交感神経と密に関わっている。
    腸内の善玉菌を増やして腸内環境を良くして、自律神経を整えようとのこと。

    後半は「片付け」の話がほとんど。
    部屋の中やデスク周り、更には人間関係も片付けをしてシンプルに暮らすことでストレスを減らし、自律神経を整えようというもの。

    割と分厚くて読むのに時間がかかったが、同じことを繰り返し言っている箇所も多い。
    「腸内環境を整えてシンプルな暮らしをしよう」と要約できるだろう。

    私は現状、特に便秘には困っていない。毎朝自分に合ったヨーグルトに食物繊維が含まれたシリアルを食べているからかもと本書を読んで再確認できた。
    自律神経に関わる病を患ったこともあったが、当時はあまり食生活が良くなかった。やはり食べるものは大事なのだ。
    そして腸は外からの刺激を受けやすい性質も持っている。便秘の時はマッサージすると効果が出やすい。
    なぜ腸が健康に大きく関わるのか。その理由の一つに腸管の重要性が上げられるだろう。腸管は様々な栄養を含んだ血液を作っている。その栄養豊かな血液が肝臓へいき、全身に渡るのだ。

    さらに自律神経は免疫力とも関係している。
    交感神経が過剰に優位になると、常在菌まで殺してしまうこともあるが、副交感神経が優位になりすぎるとアレルギー体質になってしまう。良いバランスを保つことで免疫力を高めることができる。

    【本書のアドバイス】
    ・1時間座ったら軽いストレッチを
    日本人は座りっぱなしの時間が長い。
    世界20ヵ国の一日の平均の座っている時間が5時間に対し、日本は7時間らしい。
    座りっぱなしはあらゆる病気を招く。普段運動している人でも例外ではない。
    私もデスクワークなので、かなり座りっぱなしの時間が長い人間といえる。

    ・食前にコップ1杯の水を飲む
    食事中は交感神経が優位になる。食前に水を飲んで胃を刺激しておくことで副交感神経が働き、交感神経の急上昇を抑えてくれる。

    ・一日1.5Lの水をこまめに飲む
    むくみの原因はほとんどが水不足。浮腫むと自律神経のバランスも崩れる。

    ・便秘の時はネバネバ食材を食べる
    ネバネバの正体は水溶性食物繊維とタンパク質。便秘に効果がある。

    ・肉、魚、卵に含まれている動物性タンパク質をとる
    自律神経の原料はタンパク質。大豆などの植物性よりも動物性の方が良い。

    ・ランチは最初から炭水化物を半分にしておく
    美味しいという気持ちが満たされるのは最初の1〜2口だけ。後は残したくないから食べているだけなのだ。

    ・人間関係のストレスは「いつまで耐えるか」を決める。
    職場などの人間関係は容易く片付けできるものではないが、「いつまで耐えるか」を決めて、その期限が来てもストレスになるようなら仕事を変えるなり、意見書を出すなりした方が良い。

  • 良くもまぁ、これだけ詰め込んだものだと感心するほど、多角的に「いいこと」が書かれている。かと言って、よーし!全部制覇するぞ!とか勘違いしてストレス貯めても意味無し。という点もちゃんと書かれている。早速、楽しく出来そうで、継続出来そうなモノから始めている。

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著者プロフィール

1960年、埼玉県生まれ。順天堂大学医学部教授。1992年、順天堂大学大学院医学研究科博士課程修了後、ロンドン大学付属英国王立小児病院外科、トリニティ大学付属小児研究センター、アイルランド国立小児病院外科を経て、順天堂大学小児外科学講師・助教授を歴任。
日本スポーツ協会公認のスポーツドクターでもあり、自律神経のバランスを意識的にコントロールすることで、心身のパワーを最大限発揮できることを提案。数多くのトップアスリートのコンディショニング、パフォーマンスの向上指導にかかわっている。自律神経研究の第一人者であり、書籍も多数刊行している。

「2022年 『ゴルフが上達する自律神経72の整え方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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