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- Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
- / ISBN・EAN: 9784299029140
作品紹介・あらすじ
いままで語られてきた、古代から中世にかけての日本史は、他国(とくに中国)を意識していたために、歪められています。また戦後においては、アメリカによって日本の歴史が歪められてきたのも知られています。本書は、戦後だけでなく古代においても、中国などの他国を慮って、日本の統治者が自らの古代史さえも歪曲してきたことを明らかにします。魏志倭人伝は偽書、金印も真っ赤な偽物、だから邪馬台国などない! 白村江の戦いは敗北ではない! 「大化の改新」は崇仏派との戦い、江戸の鎖国で日本文化が熟成したなど、宮崎正弘氏による目からウロコの逆説的日本史です。
感想・レビュー・書評
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プロローグ 日中関係の熱狂と冷却
熱狂パンダ熱から中国敵視へ
繰り返される熱狂と冷却
第1章 邪馬台国はまぼろし、大和はまほろば
中国人の知識人は歴史を語らない
邪馬台国はまぼろしだった
第2章 「磐井の乱」から「大化の改新」へ
任邦は鉄の拠点、百済は保護領
なぜ仏教だったのか
古墳文化はなぜ消えたのか
第3章 白村江は当時の「ノモンハン」
勝敗は不明瞭
第4章 壬申の乱は崇中派を排除した内戦
古代王朝と渡来したユダヤ人
第5章 「惠美押勝の乱」はシナ崇拝派の敗北
第6章 遣唐使廃止が日本の伝統を守った
道真はなぜ神となったのか
文学は天地を動かす
第7章 「鎖国」は文化防衛だった
エピローグ グローバリズムは日本の文化、伝統を破壊し、新資本主義は日本的経営を殺した詳細をみるコメント0件をすべて表示
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