- Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
- / ISBN・EAN: 9784299029157
作品紹介・あらすじ
累計25万部突破! 京都×和菓子×あやかしの大人気シリーズ、最新刊! 10月に入り、れんげの町家ゲストハウス計画が本格化。海外からのゲストを迎えるため、虎太郎と相談して思いついたサービスは、神社仏閣をめぐり功徳を積む「七福神めぐり」のツアーだった。下調べの最中に京都で留守番を任されている恵比寿様に出会うが、彼は大切な釣り竿を失くしてしまい、しかも他の七福神たちを疑っているようで……。れんげはまたもや、神様の厄介事に巻き込まれ……。秋の京都と和菓子、神のいないひと月を描く、和風ファンタジー第8弾です。
感想・レビュー・書評
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久しぶりのあやかし甘味帖。相変わらず、れんげはあやかしの騒動に否応なしに巻き込まれてしまう。無くなった恵比須様の釣り竿を探すのを手伝ってほしいというのだ。七福神を回って探すことになるが、それには隠された意図があったのだ。天照大御神の兄の水蛯子と事代主神と恵比須が同一神になったというのが背景にあるが、うーんそうだったっけ。れんげが一人で突っ走ろうとするのを、ちゃんと虎太郎が男らしく助けるのがいいね。勿論、虎太郎の甘味日記の和菓子は私には垂涎の的だなあ。
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「一折 恵比須」
真実とは違う噂話を聞いて。
話していくうちに変化していくのだろうが、都合よく解釈されたら怖いよな。
どんな神様でも皆が集まってしまえば、迎える伊勢は大変なことになりそうだな。
「虎太郎の甘味日記 ~えびす焼き編~」
一人で食べるのも美味いが。
何も考えず自由に行動できる利点はあるが、周りに家族連れなどがいたら寂しく感じてしまうだろう。
「二折 布袋」
失くなった竿を探し求めて。
言葉の選び方を間違えてしまえば、快く協力してくれたかはわからないよな。
重要な目撃情報ではあるが、いつ触れていたのか詳しく聞いておくべきだろうな。
「虎太郎の甘味日記 ~たい焼き編~」
見ていたら食べたくなって。
その場でしか食べることの出来ない味だからこそ、特別感があり余計に美味しく感じるのではないか。
「三折 寿老人と福禄寿」
近くにあれば見つかるはず。
情報不足な点はあったが、答えが分かっていたからこそ話さなかったのだろ。
どれだけ地位が高い者であっても、身体に触れてくるのは気持ち悪すぎるだろう。
「虎太郎の甘味日記 ~果朋編~」
新たな見た目に目を奪われ。
店により味の変化はあるだろうが、目に見て分かる違いは気にかける人が増えるきっかけになるだろ。
「四折 大黒天と弁財天」
訪れたタイミングが悪くて。
普通ではないことをしているとは予想できるが、こればかりは予想外だろう。
渡されたものは大切に持ち歩き、何かあった時にすぐに使えるようにすべきだろ。
「虎太郎の甘味日記 ~龍田姫編~」
社会の変化は和菓子屋にも。
どんなものでも気軽に楽しむことが出来たなら、興味を持ってもらう一つのきっかけになるだろうな。
「五折 毘沙門天と恵比寿」
全ては善悪を見抜くために。
数日間とはいえ共に行動をしていたからこそ、これでいいのか迷ったのだろ。
各々が気付いていなければ、人間である二人の命は簡単に奪われていただろうな。
「虎太郎の甘味日記 ~わらび餅編~」
一人で解決しようとせずに。
特別な存在であるからこそ、一人で抱え込もうとせず小さなことであっても頼ってほしいのだろうな。 -
今回は鯛がだいぶいい味出してた。キャラ強め。
そして毎回だけど、紹介されてる甘味が美味しそう。賞味期限1分の鯛焼き食べてみたい。 -
再就職したものの早速解雇の危機
そして神無月の京都で七福神を巡る試練がれんげに課せられる
神がれんげの存在を問うシリーズ八巻
各社巡りの道中と土地、神々の由来語りが大半でした -
いつもは神様の名前でぐるぐるしてしまうのですが、わりとサラッといけました
①一度ふりがなが出てきた名称を書き出しておく
②次に出てきたとき忘れていてもチラッと見れば読み方はバッチリ!ストレスがたまらない〜♡
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今回は恵比寿様の盗まれた釣竿を探すれんげ。七福神てお正月に縁起物で目にするけど寿老人と福禄寿はあんまりよく知らなかった。クロが一生懸命にれんげを守ったり甘えるのが可愛い。虎太郎の和菓子は毎回食べたくなる。
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2023.02.14