スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 巡る季節のミネストローネ (宝島社文庫)
- 宝島社 (2023年11月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784299048318
作品紹介・あらすじ
累計52万部突破の大人気『スープ屋しずく』シリーズ最新刊は、四季折々のミネストローネが人々の心をつなぐストーリー。麻野に好意を伝えた理恵だが、「少し待ってほしい」と言われ、待つことに――。山菜採りと遺産探し、同僚のパワハラ問題、弁論大会と嘘つき少女、フードバンクと料理コンテスト……。様々な事件と謎を、季節のスープとともに店主・麻野が鮮やかに解き明かしていく、シリーズ第8弾。『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ。
感想・レビュー・書評
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大好きなのは麻野の人柄か、スープか、露のかわいらしさか。スープ屋しずくシリーズ、好きです。
プロローグの最後にん?と思ったけれど、その答えが最後にきっとあると思って読んでいた。さすが『このミス』大賞シリーズ。最後にえぇーっと。確かに中ほどの物語であれ?と思うところはあったけれども。
山菜取り、沖縄旅、弁論大会。日常に沿った感じのお話がいい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2023年11月宝島社文庫刊。書き下ろし。シリーズ8作目。春待つ芽吹き、真夏の島の星空の下、秋に君の言葉を聞きたい、答えは冬に語られる、の4つの連作短編。ついに告白!だつたのですが、はぐらかせる展開で、これならするもしないも同じことです。逃げたともとれるこの展開は好みではありません。謎もそんなに面白いものでもなかったし、次回はどうしようかな~というところです。でも終りも近いのかな。
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いつものように美味しそうなスープにほっこり。
ほとんどおせっかいな親戚のおばちゃんの気持ちで見守っていましたが、待って待って、やっと一歩前進しました。今後の進展に期待。
今回も不思議な事件が…人の心のすれ違いからいろんなことが起こるものです。
最後に…プロローグにやられました! -
「スープ屋しずくのレシピ集」ほしい!
って思ってる人は自分だけじゃないはず。
露ちゃん最強。
露ちゃん視点のスピンオフとか出たら嬉しいかも。
それと、これは気づいた人がニヤリと楽しめばいいのだろうけど、なくてもシンプルに楽めるかなとも思ってしまいました(^^; -
子どもの悪意とか小さな自己中とかを描くのが上手。話の流れとしては前フリから終盤の告白のところがなんだかしっくりこない。ミスリードというよりなんかわかりにくい。