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- Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
- / ISBN・EAN: 9784305703521
作品紹介・あらすじ
魔法の筆記具、
毛筆によって生み出された仮名文を
活字で味わうために知っておくべきこと。
毛筆によって生み出された仮名文を活字の校訂テクストで読み味わうため、平安時代の仮名と現今の平仮名との特性の違いを明確に把握。失われた平安びとの仮名運用感覚を取り戻す。
仮名書道に親しむ人も必読。
毛筆で書かれた原典がもつおもしろさがわかる。
墨の濃淡・文字の大小・配置……
筆跡の美しさに留まらない、書写した人物の心に触れる。
感想・レビュー・書評
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しんどかったー。
清濁を表記しないことの意識。
和歌において、限られた語数の中で一次的な読みと二次的な読みを展開出来ることを知った。
掛詞も、なるほど、そういう点で重要な技巧だったんだな。浅はかだった……。
また、『方丈記』冒頭の「うたかた」とは何か、についての部分も面白い。
結局のところハッキリした結論は出ないものの、単純に水の泡とすることの難点。また「うたがた」との読みの指摘。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
09/1/27
正誤表,まもなく公表される。
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