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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784305708281

作品紹介・あらすじ

古典・古文が苦手だと思っているあなたへ語り継ぐ、古典文学の世界。
古典文学の魅力を伝えたくてたまらない研究者と、生徒を前にして、古文の面白さや学ぶ意義をわかってもらおうと日々奮闘している、現場教員たちとのコラボレーションで贈る前代未聞の本。研究者の本気と現場の教師の本気で、古典の魅力を届けます!

[本書の読み方]
○中世文学の研究者たちに教育現場からの問いかけに答えるつもりで、教材研究の新しい視点を書いてもらいました。
○第1部では、中世文学をジャンル別にとりあげ、第2部は、時代・宗教・文法・教科書と四つのテーマを設けて論じています。
○毎日、生徒たちの真剣な視線を浴びながらひるまず教壇に立つ方々には、生徒に答えるつもりでコラムを書いてもらいました。
○どこから読んでもかまいませんが、通して読めば、おのずと全体のつながりがみえてくるでしょう。語り継ぐ中世文学史です。
○古典教育の現場の方のみならず、老若各世代の方々にお読み頂ければと思っています。

執筆者は、小助川元太/伊東玉美/霧林宏道/谷 知子/吉野朋美/花部英雄/三浦 敦/平野多恵/安村史子/牧野淳司/清水由美子/松尾葦江/出口久徳/今井正之助/谷口耕一/中野貴文/深沢眞二/須賀可奈子/山中玲子/石井倫子/秋田陽哉/姫野敦子/小助川元太/永濱知寿子/松薗 斉/藤巻和宏/冨澤慎人/吉田永弘/日下田ゆず/須藤 敬/渡辺登紀子。

【 私たちがこの本を読んでほしいのは、
 〇古文嫌いの生徒に古文の魅力を伝えたいと考えている中学校や高校の国語の先生。
 〇古文の授業のネタがほしいと思っている国語の先生。
 〇中学校・高校の国語の免許を取りたいと考えている人。
 〇古文は苦手だったけれど、少し勉強してみようかなと思っている大人。
 〇古文の授業は面白くないと思っている高校生。
そして、
〇「古文なんて面白くない」と思っているのに、なんとなく気になってしまい、本を手に取ってしまった、あなたです。
 最初から読む必要はありません。目次を見て、気になったところから読んでもらってけっこうです。そして、ぜひ古文=古典文学の面白さを発見してほしいと思います。】

感想・レビュー・書評

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  • バラバラな人が書いてるので仕方ないのだが、和歌と説話と歴史と教育方針が入り交じりどのモードで読めばいいか混乱してしまったので途中脱落(約1/3)。

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著者プロフィール

1943(昭和18)年神奈川県生まれ。博士(文学)。
専門は日本中世文学、特に軍記物語。
主な著書:『平家物語論究』(明治書院、1985年)、『軍記物語論究』(若草書房、1996年)、『軍記物語原論』(笠間書院、2008年)、「長門切からわかること—平家物語成立論・諸本論の新展開—」(『國學院雑誌』第118巻第5号、2017年5月)、「『平家物語』の表現—叙事に泣くということ—」(『和歌文学研究』第118号、2019年6月)など。

「2020年 『無常の鐘声 平家物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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