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- Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
- / ISBN・EAN: 9784305708670
作品紹介・あらすじ
歴史事実といわれるものに、疑問をもつ方に答える。
本書は、縄文・弥生時代の端境から鎌倉幕府の成立までの1500年にわたる古代史における問題点・疑問点について、トピックス的に55項目を挙げ、適宜解明し解説を施した古代史入門書。項目の設定は文化講座等の受講者からの質問に答える形をとっている。話し手からの関心事ではなく、聞いている側・読んでいる者の疑問にもっとも密着した書である。
感想・レビュー・書評
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古代日本の歴史を観る上での思い込みを検討していきましょうという本。
弥生人と縄文人、武器として使いにくい刀、聖徳太子像、歌、乙巳の変と韓人の朝貢、犯土、栽兵の処理ではなかった白村江の戦い、宦官制度、記紀、重要無形文化財としての元号や地名、逢引きと古代の歌のルール、どこからが東国か、乱・変・役・陣の使い分け、同じ物語も時代で書き換えられる、平仮名と物語文学、武士の勃興、鎌倉幕府などなど、定説すらも知らずに勉強になったものもある。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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