- Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309012582
感想・レビュー・書評
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2012/8/16購入
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誇り高きブス物作家で自身も醜貌故結婚を諦め、そこそこ自由で幸福な生活を享受している八百木千本と説教師カニバットを狂信的に信奉する貞潔と家事と男尊女卑が自慢の50代の100人のサイコパス美女ゾンビとの闘いの記録。ラストで八百木千本がゾンビ達に説教する文章に今回の著者の主張がある。女性であるが故に結婚という1つの生き方しかなく、ただ女性であるだけで反社会性からの道を閉ざされ美人でなければ「毒婦」にもなれない、女には「思想」がないという男の偏見、社会に対する皮肉。ちょっとこの部分は読んでいて泣きそうになった。
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己のままならないかんばせ(ああ男が女性の容姿に触れることの不自由さよ)へのストレスが生む複雑骨折の如き屈折か、そう思わせるように誘導する芸の余裕か、ともかくその真意を測りかねたまま疾走する憎悪と罵倒のジェットコースター。わからん。わかろうとする努力すら早々に挫かせる怪作。こんなものを何故書いた。書いて何になるのか。すぁーっぱり、わからん。
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あれこれ、文庫版出てないのか こんなにおもしろいのに
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読み始めて一瞬でも(というか実際はもっと長く)「これは作品として成り立つのだろうか」と思った私がバカでした。数行でまとめられるしろものではないので感想は割愛。・・・すげえよ!!
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読了。
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図書館で借りた。
とんでもないブスの主人公があるきっかけで、
昔ながらの女性像に縛られた結婚したい異常者たちに
FAXや夢で延々苦しめられるお話。
文中にある悪用しないで、と断られている
ブスへ向けたヒドい言葉の数々を使いたくなる人がいそう。
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よくこんなこと思いつくなぁ。私の妄想なんてぜんぜんダメだ。