処刑列車

著者 :
  • 河出書房新社
3.29
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本棚登録 : 66
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309013121

感想・レビュー・書評

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  • 電車乗るの怖くなるような一冊ですね。
    ほとんどテロみたいな感じ。

  • 以前グロい系を探しているときに発見したのがこの本。
    でも読んでみるとそんなにグロくなかった。
    頭でっかち、尻すぼみ感もする。
    「彼ら」の正体が分かったような分からないような。話通りに理解して良いものか。
    被害者の中の何人かは人生のちょっと重要な話が挟まれるけど、犯人側はよほどメインの人じゃないと個人的な話が出てこない。
    その辺もちょっと萎える原因かもなぁ。
    最後もちょっと微妙だし。
    どうせなら残った乗客が殺し合いをして、それに対する国家の意見というか、国家の対策を書いてほしかった。

  • 10/08/18 書名の通りのすさまじく、恐ろしい話。

  • これぞ大石圭。

    人間のエゴイズム、残虐性、弱さが、この一冊に凝縮されてる。

    読んで二年が経つけれども、描かれた人間の汚さは今でも鮮明に思い出す。

  • タイトルからして当たり前だけど、救いのない話だった。ラストがすっきりしないのも、後味悪くてそれもまたこの作品らしい。

  • 結局は子供とその両親、一家族の問題が周りを引きずりこんでしまった話

  • ●あらすじ●
    「この電車は彼らが占拠した」。乗客の中に潜む、目に見えない犯人グループ。彼らが仕掛けた残虐な生き残りゲームとは!?剥き出しの“悪意”が爆走するパニック・ホラー。

  • なんでこの人はこんなに凄いものを書けるんだか……いやしかし万人にお薦めは出来ない。個人的には好きなんだけどね。
    とにかく鬼畜っぷりがこの人の作品の中でも、群を抜いているんじゃなかろうか。犯人グループの動機も、なんだかなあ(面白いとは思うけれど、理解はできない)。そしてもうとんでもなく後味の悪いこの結末……。
    しかし一番酷くて怖いのって、テレビを見ながら他人の死を期待する一般人じゃないのかな。現実的には最もありそうなシチュエーションだしなあ。

  • もっとグロいの想像してました……。
    これもなんかもやもやとして終ります。

    08'7'17

  • 大石圭さんの作品のなかで、一番好きな作品です。

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著者プロフィール

1961年、東京都出身。法政大学文学部卒業。93年、『履き忘れたもう片方の靴』で第30回文芸賞佳作を受賞し、デビュー。『アンダー・ユア・ベッド』『殺人勤務医』『絶望ブランコ』『愛されすぎた女』『裏アカ』など、著書多数。2019年には『殺人鬼を飼う女』『アンダー・ユア・ベッド』が立て続けに映画化され、話題に。

「2023年 『破滅へと続く道 右か、左か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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