無差別級

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 69
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309015552

感想・レビュー・書評

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  • 95年前後の対論集ですが、今現在改めて読むと怖くなるくらい未来を言い当ててます。
    凄いのは対談で嫌いな人と挙げていた人が次回の対談相手になっているという恐ろしさ。しかもナンシーさん全然平気で話してるし。面白いです。

  • 町山広美との対談の中で、二人とも田村亮子がいつか議員になる、と断言。二人の慧眼に脱帽。ナンシー関については、ほんとに惜しい逸材を失ったと今更ながら実感。

  • 無差別級の面白さ。

    人格攻撃をしないナンシー関におべんちゃらを使う吉田照美と林真理子の醜さよ。

    山田五郎、松尾貴志は雑学をよう知っとりますな。
    それに話をかぶせれるナンシー関も。

    どこからでもかかってきなさい!
    吉田照美、桂三枝、浅草キッド、渡辺和博、小宮悦子、南伸坊、林真理子、山田五郎…。ブラウン管に登場したあらゆる人々を縦横無尽に切る対論集。

  • 対談ではなくエッセイの方がよいと思いました。

  • ナンシーさんのファンが、周りにちらほら。
    TV評論に、ナンシーの前に道はなく、後にも道はなし。
    ヤワラちゃんの政界進出を予言。当てましたな~

  • ナンシー関が亡くなったあとに出版された、過去の対談集を集めたもの。ナンシー関はやはり芸能人に関するエッセーが秀逸で、自分では表現しきれなかった、重箱の隅、いや重箱の蓋の隅を楊枝でほじくったら、そう、それそれ、それが気になってたのっていうところの指摘をしてくれるのがなんとも爽快なわけで。で、対談集はもうひとつなものが多い印象があったけど、本書はなかなか面白かった。昼間はトットちゃんで世界の平和や子どもたちの未来に胸を締めつけられ、夜風呂に入ると、とたんにナンシー関で芸能界やらのどーでもいい話にアハハと声をたてて笑う。全く前進しないワタシの人生模様のような1週間の読書生活でした。

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著者プロフィール

1962-2002 青森県生まれ。法政大学中退。消しゴム版画家。雑誌のエッセイや対談でも活躍中。著書に『ナンシー関の顔面手帖94夏』『信仰の現場』『小耳にはさもう』ほか多数。

「2014年 『語りあかそう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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