人生論手帖

著者 : 山口瞳

• 河出書房新社 (2004年3月11日発売)

感想・レビュー・書評

[hito-kotoさんの感想 · 2020年3月6日]

山口瞳さん（１９２６～１９９５）のエッセイ、「人生論手帖」（２００４．３）、じっくり味わいました。しみじみとした感じを抱きました。体に悪い事を５つしているとして、将棋、競馬、講演、酒、小説と。きっと大好きなことばかりだったのでしょう(^-^)　いい酒場とは、打てば響く酒場と仰ってますが、よき友、よき男女も打てば響くものでしょうｗ。女性のセーター姿（オッパイの部分が協調）がお好きだったとかｗ。また、露伴の着物を仕立て直して着た幸田文さんをして、女らしさ、色っぽさをを感じられたと。文壇の話、将棋界の話、いろいろ面白かったです。

[碧岡烏兎さんの感想 · 2005年6月10日]

烏兎の庭 第二部 書評 6.5.05
http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto02/bunsho/singapore0506.html#hitomi

著者プロフィール

1926年東京生まれ。小説家、随筆家。『江分利満氏の優雅な生活』で直木賞受賞。おもな著作に31年間連載したコラムをまとめた「男性自身」シリーズ、『血族』『居酒屋兆治』など。1995年没。

「2014年 『ぐつぐつ、お鍋 おいしい文藝』 で使われていた紹介文から引用しています。」