- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309018409
感想・レビュー・書評
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さっぱりと読める。若い女性が「きみぐらいの世代は」と一括りにされて怒る場面があった。私も下の世代をそういうふうに見てしまうし、この作品も「草食っぽいな」と感じている。もし自分が世代を一括りにされたとしても、「そうかもしれないが私は違う」と考えるだろう。バブル世代だけど、バブルっぽい経験があまりないから。2010/7/24 読了。
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「桂美容室別室」の店長は、美容師なのにカツラを被っている。何故カツラを被っているのかが、結局最後まで分かりません。サラリーマンをしてる淳之介が、友人の梅田の家の近くに引っ越してくる。そして桂美容室別室に行き、店長やエリ、桃井さんと出会う・・。ドライなのかムシロ濃いのかよく分からない人間関係。人との距離の置き方が独特で、共感できなかったりしんみりしたり。淳之介とエリは友達なのか?「男女の間にも友情は湧く。(中略)走り出した友情は止まらない。」のだから、友達なのか。好きな感じなのだが、捉えきれないのが残念。また読んでみたい。
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淳之介とエリの関係ができてよかった
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山崎ナオコーラさんの空気感…と言うのか
独特の味が結構好きですね。
はまって読んでしまいました。
タイトルも面白いし…お勧めです -
ほんわかぬくぬく
おとなになってもこういう世界でいきていたいな笑 -
高円寺、引っ越してきた男性と友だちとカツラさんの美容室別室と従業員女の子の話。
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大人たちの関係がささいに揺れ動くさま。メールのやり取りに垣間見える大人の振る舞いかた。
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スルリと読んだ。
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カツラをかぶった美容師、桂孝蔵の美容室を舞台にしながら、そこに来るお客さんの日常も書いている。
登場人物は個性的な人達が多い。
店長が個性的だから? -
エリをボクは知っている