- Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309019727
作品紹介・あらすじ
中学校閉校を目前にし、最後の卒業生となった北海道・夕張の中学三年生たち。実在の学校をモデルに、悩み考え、たくましく生きていこうとする若い力を描いたさわやかな物語。
感想・レビュー・書評
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負債を抱えた夕張市の子どもが都庁でメロンを売る……実話を下敷きにした作品。
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チビ1号、移動図書館にて
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夕張メロンで有名な北海道夕張市立緑陽中学校をモデルに、閉校により最後の卒業生になった三年生たちの、ドキュメンタリーの中にフィクションを織り交ぜた物語。破綻した夕張には東京都の職員が派遣されている関係で、都庁で夕張の物産をPRすることになった三年生。その姿は、「東京の中心で夕張を叫ぶ中学生たち」とTVで取り上げられて話題になる。悩み考え逞しく生きていこうとする彼らがいれば、夕張の将来は明るいと希望がわいてくる。がんばれ、夕張!
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エッセイストが書く、小説っぽいノンフィクション?のようなもの、という曖昧な本。しかし夕張について書かれた小中学生向けの本は貴重な存在。主人公が時々、夕張の人口減数を眺めるシーンが切ない。
2012/1/16読了 -
北海道には赤平市や小樽市など、第2の夕張になり得る都市が
わんさか存在する。決して他人事とは思えない。
その中で生活する中学生の生活がノンフィクションとして
読めます。あたりの人が思うほど、深刻には考えてないけど
将来の不安を抱えた行動が伝わってきて、なんだか
彼らこそが希望の光だ!と思わず拍手してしまいます。 -
【新刊情報】最後の卒業生—夕張に生きる中学三年生たち /本田有明http://booklog.jp/asin/4309019722 YA91/ホン 閉校を目前にし、最後の卒業生となった北海道夕張の中学生たち。実在の学校をモデルに、悩み考え、たくましく生きていく若い姿を描いた物語
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爽やか。中学生は読むべき。