死者と生者のラスト・サパー 死者を記憶するということ (死者と生者のラスト・サパー ---死者を記憶するということ)

著者 :
  • 河出書房新社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309021072

作品紹介・あらすじ

死は生の終わりではない、始まりなのだ。死者たちは、私たちの記憶の森のなかでどのように生きつづけるのか。世界各地で出会った異界からの風、死者の声…宗教人類学者による鎮魂・癒しのエッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • 万人に勧めようとはおもわない。けれども、私としては、大事にしておきたい。そういう本だった。
    ライアル・ワトソンの「未知の贈りもの」を彷彿させる本だった。生きることの神秘を、自らの内的な体験をとおして語るのがライアル・ワトソンとすれば、死者やキリスト教への思いを語るのが、この本だ。
    2000年に発刊され、絶版状態だった本が、震災を期に復活する。読む人を選ぶが、名著であることには間違いがない。

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著者プロフィール

1932年、仙台に生まれる。専攻、宗教人類学。東北大学文学部宗教学・宗教史学科大学院博士課程修了。宮城学院女子大学教授、学長を歴任。著書:『聖書の起源』『レバノンの白い山──古代地中海の神々』『砂漠の修道院』『死者と生者のラストサパー』『聖母マリア崇拝の謎』『黒い海の記憶──いま、死者の語りを聞くこと』ほか。

「2014年 『3・11以後 この絶望の国で』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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