昨夜のカレー、明日のパン

著者 :
  • 河出書房新社
3.89
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本棚登録 : 6117
感想 : 922
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309021768

感想・レビュー・書評

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  • 読みやすいはずなのになかなかすすまなかった

  • ムムム
     義父(ギフ)とテツコのほどよい関係性。
    パワースポット
     亡くなったカズちゃんのキーホルダーは空を飛んでるよ!
    山ガール
     ギフが山ガールと山登りする。
    虎尾
     一樹の乗っていた車をもらい受けた虎尾。
    魔法のカード
     テツコの今彼、岩井さんが詐欺にあったような…。
    夕子
     親しい人が亡くなるときに涙の出る夕子。
    男子会
     ギフとテツコと岩井。
    一樹
     わんこの名前は「パン」。

    夫婦脚本家である、木皿泉。
    (野ブタとかセクシーボイスアンドロボとかだって!!)
    その初めての小説がこの作品。
    読みやすいの一言かなー。
    あと、ほっこりした!!
    感想があっさりなのは、ずいぶん前に読んだからー笑

  • それぞれの家族の視点で描かれた本。その視点は、どこか寂しくて、隠しておきたいようなそんな所を描いている。人間には、良くも悪くも色々な過去があるなと改めて感じた。
    だけどそれを変えることはできない。
    どこかでふっと、家族のことを思えればいいかな。

  • 「人は変わってゆくんだよ。それは、とても過酷なことだと思う。でもね、でも同時に、そのことだけが人を救ってくれるのよ」

    悲しみや苦しみをどうやっつけるか。

    ほんのちょっぴり個性的な人たちの、心の奥底にある寂しさや切なさがやさしく書かれています。
    些細なことが幸せで、平坦な日々が心地よい。でも、生きていればいろいろある。

    悲しみや苦しみ、無理やりやっつけなくても良いのかな。

  • 色んな人たちのことがストーリーとなっている本!
    すごくゆったりとしたストーリーで
    心がすごく癒されてくる♡

    ギフとテツコ、、、
    この2人のやりとりが何だか面白い!

  • さざなみのよると似てた
    亡くなった人の周りの関係性とかそんな感じ
    私木皿泉そんなに好きじゃないかもしれない、、、

  • 亡夫の父と暮らす主人公。こんな形の家族もあるのか。

  • 出てくる登場人物がどの人もとても魅力的に描かれていて、普通なら変わってると思われそうな義父と嫁の徹子の同居生活も素敵で楽しそうだなぁと思ってしまう。
    徹子の彼氏の岩井さんもそんな2人と歩調を合わせながら歩んでいってくれる優しさのある人で素敵だった。

  • 読む時期・場所が選べるなら、夏から秋にかわる頃 外に持ち出して読みたい本でした。
    でも、最後の章をたまたま雨の日に外で読めたのは良かったな。
    心を強く動かされたい人にはあまり向きませんが、ゆっくり・のんびり読書を楽しみたい方には最適!
    衝撃的な動きは無いものの、登場人物とそれに関わる人たちの心の動きが丁寧に書かれた優しい気持ちになれる本でした。

  • ぬるま湯に浸かってるような感覚。

    それぞれの物語が繋がっていて、読み終わった後に穏やかな気持ちになる。

著者プロフィール

夫婦脚本家。ドラマ「すいか」で向田邦子賞、「Q10」「しあわせのカタチ~脚本家・木皿泉 創作の“世界”」で2年連続ギャラクシー賞優秀賞。他に「野ブタ。をプロデュース」等。著書『二度寝で番茶』など。

「2020年 『さざなみのよる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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