- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309024561
感想・レビュー・書評
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巌流島での決闘前後の武蔵を描いている。
兵法者、というよりは殺人者として悩み、人としての箍を外そうとしてさらに道を歩もうとする。
若干どころか大分精神世界めいた話のため、読みにくい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
武蔵に殺された僧が武蔵を惑わせる。武蔵と小次郎の戦い。
最後まで読んだけど、なんだか文体が自分には合わないみたいだ。全然入りこめない。
状況説明が少なすぎるから今どこでなにが起きてるのかも曖昧なまま読んだ。
武蔵の迷いも、その深みもわかりにくい。 -
表面的に見れば、題材は宮本武蔵、佐々木小次郎の巌流島の決闘である。
しかし、その闘いを表面的な戦いの物語として書いているのではない。
武道を極める求道者としての武蔵が、一乗寺下り松の決闘を経て、悩み苦しみ、そしてなお道を求める。
その前に現れる天才佐々木小次郎は、地を這いずり回る武蔵の苦しみとは形は異なれども、その苦しみ、その求めるものは理解する。
そして、小次郎は敗れ、額を割られ、この世を去る。
武蔵の苦しみは続く。 -
読み難く、糞面白く無い本で最初の数ページで読む気が失せ辞める。
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主に武蔵の内面の葛藤の話。歴史物も読みなれていないせいか、理解しにくかった。内容もあまり理解できず、どんなストーリーなのかもわからず。