- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309026855
感想・レビュー・書評
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面白かった。
中高生の我が子には分からないかもしれない。 -
サクサクっと読めます。
個人的に読後感は気分が↓ -
女性作家が書いた男性の孤独。
短編ですぐに読み終わった。
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短編たくさん。
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冒頭の2〜3つ位の作品は、ちょっと女性視点の狭さと言うか小馬鹿にした視点が鼻についたものの、後半になるにつれてどんどん良くなって行きました。
■ぼくは仕事ができない
こうゆう社員は何処にでも居ますね〜笑。経験値が無い若手からは光って見えるけど実態がアレな人。
■おれが逃がしてやる
本作で1番良かったです。浅野いにおの素晴らしい世界を思い出しました。
■愛とは支配すること
逆説的だけど"平穏な夫婦生活"とは全く愛が無い機能的なものなのかも。
本当にあった話は爆笑。今だったら、この先生を尊敬していたでしょう。
あのこは貴族の映画版が良かったので、本作を手にとって良かったです。
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読みやすいけど立ち止まらせる文章。ウィットの効いた鋭い人間洞察力に、気づかされること多々あり。「おれが逃してやる」と、「心が動いた瞬間、シャッターを切る」が特に気に入った。
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詩のようなものや、1ページに満たない短編も含む19編。
読みやすく、さらさらと読了。
心に残ったのは、「俺が逃がしてやる」。
人生暇になるとか、
飲み会での話題が結婚や家を建てることしかなくなるとか
同じクラブの会員だとか。
新しい視点を持てた。 -
女性視点の作品が多い山内マリコさんが男性視点の作品を書かれたということで手に取った。
言葉を選ばずに言うと、ダメンズばかり(笑)
うだつが上がらない彼らにやや疲れつつ、1日で読了。半ページで終わるショートショートもあり、軽めの文量なので、一気に読破したけれど、あまり共感できる部分がなく★2つ。
【さよなら国立競技場】
国立競技場がなくなることに対する早川くんの気持ち、私のミニバス時代の"明日地球が滅亡して練習試合なくなればいいのに"のあの時の感覚に限りなく近い(笑)今思うと不謹慎だけれど、当時は必死だったなぁ。早川くんに「大人になったらいい思い出になるよ」って伝えたい。
【女の子怖い】
タイトルそのまま(笑)P43読んでいて笑っちゃう。まるでお嬢様と執事。主人と下僕。同姓でも、この彼女は本当に怖いと思う。
【本当にあった話】
こういう先生嫌だなぁ…苦笑
【ぼくは仕事ができない】
こういう上司いる…!!
【心が動いた瞬間、シャッターを切る】
これが唯一穏やかな気持ちで読めた。ありがとう、ニコン。 -
いろんな人の孤独を切り取った短編集。
1ページもない話もあって、ちょっとずつ読めた。
「心が動いた瞬間、シャッターを切る」がよかったなー。