くわえ煙草とカレーライス

著者 :
  • 河出書房新社
3.13
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本棚登録 : 194
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309026947

作品紹介・あらすじ

滝口悠生氏推薦!「カレーのおいしい喫茶店にははずれはない。そこにはいくつもの物語を通り過ぎてきた客や店主が待っていて、席に着けばすぐに小説がはじまる」あの頃の、奇跡のような「日常」がここにある。男と男/男と女を巡る7つの物語――【収録作品】 ほろり、泣いたぜ」「ピーばかり食うな」「くわえ煙草とカレーライス」「青林檎ひとつの円周率」「春はほろ苦いのがいい」「大根おろしについて思う」「遠慮はしていない」

感想・レビュー・書評

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  • 好きな人から一番好きな本といってもらったのに、読み終える途中でフラれたので個人的に色々思い出す本になってしまいました

    でもどの物語も温度感がちょうど良くて好きです
    最後の章の男と女の関係値の書き方が気に入っている


  • 「カレーのおいしい喫茶店にははずれはない。そこにはいくつもの物語を通り過ぎてきた客や店主が待っていて、席に着けばすぐに小説がはじまる」
    あの頃の、奇跡のような「日常」がここにある。
    男と男/男と女を巡る7つの物語――。

    旅行先で発見した一冊。カレーライスが食べたくなること間違いなし。

  • カレーがうまい店はコーヒーもうまい。逆もまた然り。
    喫茶店の雰囲気が想像でき,客の会話も聞こえてくるような
    内容の本でした。

  • ワールドが健在で、物語の中の人たちが良い世代になってきたのは嬉しい。

    かっこいいな

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著者プロフィール

1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始める。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『日本語の外へ』『万年筆インク紙』『珈琲が呼ぶ』『窓の外を見てください』『いつも来る女の人』『言葉の人生』ほか多数の著書がある。

「2022年 『これでいくほかないのよ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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